Apple Music

ヒップホップ（Hip-hop）の大家で、Appleに買収されたBeatsの創業者でもあるDr.Dre（ドクター・ドレー）のニューアルバム”The Pharmacy”が、Apple Musicで発売一週間で既に2,500万回もの再生があったという。

Beats 1 radioがグローバルなブロードキャストチャンネルとなるには、またApple Musicの重要な構成部分の1つとなるには、もう少し長い道のりを歩まねばならないようだ。

Apple Musicのユーザ数は上級副社長が自分でも驚くくらいのびっくりする数字となった？

Appleが今月頭から開始したApple Musicの中のサービスの1つ、Beats 1 Radioで、MTVによる今年のVMAノミネート発表を楽しみにしていた人にとっては非常に不快な寝覚めになったに違いない。Appleのサーバがちょうどその発表直前にクラッシュしたのだ。

iPodがテック系のニュースにのぼることは少なくなってしまった。iPod Classicは生産中止になり、その他のシリーズも2年以上大きな更新はなく、Apple自身でさえオフィシャルサイトのトップからiPodのメニューを項目を撤去してしまった。かつてAppleの深刻な経営危機を救った起死回生の製品ラインナップも、今は人々の記憶の中に残る存在でしかない。

エミネム（Eminem）、ファレル・ウィリアム（Pharrell William）やドレイク（Drake）に続いて、あのメタルゴッド・メタリカ（Metallica）が次のApple MusicでPVを公開するアーティストになるだろうか？答えは

Jimmy Iovine（元Beats CEO、現Apple）がWWDC 2015のステージで、イノベーティブな音楽サービスを始める他、全天候オールタイムでワールドワイドなラジオを作り、またファンとアーティストがインタラクティブに交流が可能になるプラットフォームを作ると発表した。しかもそれだけではなく、Apple Musicでは加入ユーザに大量の広告なしのPV（プロモーションビデオ）を提供することも発表したのを覚えているだろうか。

米国や日本では7月1日に既に始まっているApple Musicサービス。しかし海賊版問題を抱える中国では、そのサービスはまだ始まっていない。