Apple、iOS 14.7正式版を一般向けにリリース

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Appleは日本時間本日2021年7月20日未明(午前2時頃)に、iPhone用OS、iOS 14.7をリリースしました。一つ前のバージョン、iOS 14.6リリース(2021年5月25日)から56日でのリリースとなり、iOS 14.6はiOSの歴史上かなり長く持ったといえます。

ということで今回またまた連続で小数点1桁アップデートとなりましたが、アップデートされた主な機能はMagSafeバッテリーパックのサポートとバグ修正と、正直小数点1桁アップデートとしては物足りないアップデート内容です。

なお、今回はiOS 14.7のみのアップデートのようで、iPadOS 14.7やその他のOSのアップデートは今のところ降りてきていません。

iOS 14.7アップデートの内容・修正点、リリースノート

iOS 14.7 OTA update

AppleはiOS 14.7のアップデートのリリースノートで、以下のように記しています。

iOS 14.7には、iPhone用の以下の機能改善とバグ修正が含まれます:

  • iPhone 12、iPhone 12 mini、iPhone 12 Pro、iPhone 12 Pro MaxでのMagSafeバッテリーパックの使用に対応
  • HomePodのタイマーを管理する機能が“ホーム” Appに追加
  • “天気”と“マップ”でカナダ、フランス、イタリア、オランダ、韓国、スペインの空気質の情報が利用可能
  • Podcastライブラリで、すべての番組を表示するか、フォローしている番組のみを表示するかを選択可能
  • Apple Musicの“プレイリストを共有”メニューオプションが表示されない問題
  • Apple Musicのロスレスオーディオとドルビーアトモスの再生が予期せず停止することがある問題
  • 一部のiPhone 11モデルで、再起動後に表示されなくなっていたバッテリーサービスのメッセージを復元
  • メールメッセージを作成していると点字ディスプレイに無効な情報が表示される可能性がある問題

Appleソフトウェア・アップデートのセキュリティコンテンツについては、以下のWebサイトをご覧ください:

https://support.apple.com/kb/HT201222

iOS 14.7の主な変更点

iOS 14.7でのアップデートは、リリースノートをご覧いただければわかるとおり、iOS 14.6に引き続き「内容薄っ!」です。

  • 目玉のアップデート内容は「iPhone 12、iPhone 12 mini、iPhone 12 Pro、iPhone 12 Pro MaxでのMagSafeバッテリーパックの使用に対応」ですが、私のように持っていない人にとっては何の役にも立ちません。。
  • あとは殆どがバグの修正です。

色々と、なんで?という疑問が多いアップデートでした。iOS 14.6に引き続き、実は重大なセキュリティパッチが目的だったかもしれませんね。とはいえ、56日も経っておいてこれだけかい?という感じがしますね。。

アップデートはOTAで可能

iOS 14.7へのアップデートは、端末の設定>一般>ソフトウェアアップデート、或いはiTunesから可能です。なお、アップデートパッケージのサイズは標準的な小数点1桁アップデートサイズよりも小さく、私のiPhone 12 Pro MaxではiOS 14.6からのアップデートパッケージは1GB程度となっていて、小数点一桁のアップデートとしては小さいです。

アップデートにかかる時間はデバイスやネットワーク環境などによって変わりますが、アップデート実行中には作業ができなくなるので、できるだけ時間に余裕を持って行いましょう。また、安定したWi-Fiが入るところで充電をしながら行うのが確実です。一番いいのは寝る前にダウンロードして、その後インストール(アップデート)指示をしておくことですね。

最新ハードウェアiPhone 12シリーズ/iPhone SE 2/iPad Pro/iPad Air 4/iPad 8用を含む、iOS 14.7/iPadOS 14.7オリジナルファームウェアのダウンロードはこちらから

最新の【iPhone 12 mini/iPhone 12/iPhone 12 Pro/iPhone 12 Pro Max/iPhone SE 2/iPad Pro/iPad Air 4/iPad 8】用も含め、iOS 14.7のファームウェア(OFW)のダウンロードリンクはこちらです(順次アップデート予定)。

基本的にはiOSは最新バージョンにしか復元できないようになっていますが、先にファームウェアをダウンロードしておいて複数台をアップデートする、或いは一つ前のiOSでSHSHが発行されているバージョンへのダウングレードやバージョン維持復元の用途でお使いいただけると思います。

記事は以上です。

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