Appleは日本時間本日2021年7月22日未明(午前2時頃)に、iPad用OS、iPadOS 14.7をリリースしました。一つ前のバージョン、iPadOS 14.6リリース(2021年5月25日)から58日でのリリースとなり、iPadOS 14.6はiPadOSの歴史上最も長く持ったといえます。
ということで今回またまた連続で小数点1桁アップデートとなりましたが、アップデートされた主な機能はHomePodのタイマーを管理する機能が“ホーム” Appに追加されたくらいで、あとはほぼバグ修正のため、正直小数点1桁アップデートとしては非常に物足りないアップデート内容です。
なお、今回はiOS 14.7の2日後にiPadOS 14.7が単独リリースされるという異例のアップデートとなっています(これまでは同時にアップデータがリリースされていました)。
iPadOS 14.7アップデートの内容・修正点、リリースノート
AppleはiOS 14.7のアップデートのリリースノートで、以下のように記しています。
iPadOS 14.7には、iPad用の以下の機能改善とバグ修正が含まれます:
- HomePodのタイマーを管理する機能が“ホーム” Appに追加
- Podcastライブラリで、すべての番組を表示するか、フォローしている番組のみを表示するかを選択可能
- Apple Musicの“プレイリストを共有”メニューオプションが表示されない問題
- Apple Musicのロスレスオーディオとドルビーアトモスの再生が予期せず停止することがある問題
- メールメッセージを作成していると点字ディスプレイに無効な情報が表示される可能性がある問題
- iPadでUSB-C – 3.5 mmヘッドフォンジャックアダプタを使用すると、オーディオがスキップする場合がある問題
Appleソフトウェア・アップデートのセキュリティコンテンツについては、以下のWebサイトをご覧ください:
iPadOS 14.7の主な変更点
iPadOS 14.7でのアップデートは、リリースノートをご覧いただければわかるとおり、殆どがバグ修正で、正直小数点1桁アップデートには値しないアップデート内容といます。
色々と、なんで?という疑問が多いアップデートでした。iPadOS 14.6に引き続き、実は重大なセキュリティパッチが目的だったかもしれませんね。とはいえ、58日も経っておいてこれだけかい?という感じがしますね。。
アップデートはOTAで可能
iPadOS 14.7へのアップデートは、端末の設定>一般>ソフトウェアアップデート、或いはiTunesから可能です。なお、アップデートパッケージのサイズは標準的な小数点1桁アップデートサイズよりも小さく、私のiPad Pro 10.5インチモデルではiPadOS 14.6からのアップデートパッケージは830GB程度となっていて、小数点一桁のアップデートとしては小さめです。
アップデートにかかる時間はデバイスやネットワーク環境などによって変わりますが、アップデート実行中には作業ができなくなるので、できるだけ時間に余裕を持って行いましょう。また、安定したWi-Fiが入るところで充電をしながら行うのが確実です。一番いいのは寝る前にダウンロードして、その後インストール(アップデート)指示をしておくことですね。
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基本的にはiOSは最新バージョンにしか復元できないようになっていますが、先にファームウェアをダウンロードしておいて複数台をアップデートする、或いは一つ前のiOSでSHSHが発行されているバージョンへのダウングレードやバージョン維持復元の用途でお使いいただけると思います。
記事は以上です。