Appleは本日、かねてから噂になっていたオーバーヘッド型イヤフォン、【AirPods Max】をリリースしました。12月15日発売で、現在公式Websiteから購入可能。価格は61,800円からとなっています。ちなみに中国版は4,399元で、日本円換算だと70,100円なので、7万円を超えます。。
発表はニュースリリースのみで、Websiteには既に反映されています。日本のApple Storeでは現時点で12月30日からの配送、中国では10〜12週での配送となっていて、人気の高さを伺わせます。
音質は原音に忠実とされていて、そこにアクティブノイズキャンセリング機能がついてより密封性と外部音の遮断によって音の再現性を高めているようです。空間オーディオの再現にも自信があるようですね。AirPods Proでも実現済ですが、更にレベルが高い空間オーディオを楽しめることでしょう。
特にこのクッションの部分にこだわりがあるようですね。耳につけていて痛くなく、しかも遮音性が高いというのはなかなか両立が難しかったんじゃないかと思います。
H1チップを積んでいるのでペアリングも簡単。恐らくiOS 14との組み合わせで、複数デバイスを使用していても現在アクティブなデバイスへのペアリングの切り替えが非常に楽になっているのではないでしょうか。
ボタン類は、Digital Crownとノイズコントロールボタンの2つ。前者は
- 回して音量を調節
- 1回押して再生、一時停止、電話に応答
- 2回押して次の曲にスキップ
- 3回押して前の曲にスキップ
- 長押しでSiriを起動
という動作ができ、後者はノイズキャンセリングモードと外部音取り込みモードの切替が出来ます。
色はスペースグレイ、シルバー、グリーン、スカイブルー、ピンクの5種類。ファンシーな感じですね。iPhone 12のパシフィックブルーに併せてスカイブルーなんかもいいんじゃないかと思います。
面白いのは、【AirPods Max】には様々なセンサーがついていることです。
- 光学センサー(各イヤーカップ)
- ポジションセンサー(各イヤーカップ)
- ケース検知センサー(各イヤーカップ)
- 加速度センサー(各イヤーカップ)
- ジャイロスコープ(左イヤーカップ)
ジャイロスコープ・ポジションセンサー・光学センサー・加速度センサーで、装着しているか否か、また装着している方向や角度などを測定して空間オーディオの調整をするものと思われます。
また外部音取り込みやアクティブノイズキャンセリングのための合計9つのマイクがついているのも驚きです。
付属品としてスマートケースと、Lightning – USB-Cケーブルがついてきます。充電はやはりLightningなんですね。
個人的にぱっと見の外観は、ボリューム調整の部分がApple Watchのリューズのようで、しかも全体的なデザインがApple Watchを踏襲しているので、巨大なApple Watchを耳につけるようなイメージです。
ただ本当に超個人的には、正直オーバーヘッド型イヤフォンは大きすぎて持ち歩きにも不便ですし、なんか首にヘッドフォンをかけて歩いているとエセDJとかエセヒップホッパーのようですし、中国では周りの音が聞こえないと色々と不便だったり、もしノイズキャンセリング機能が欲しいならAirPods Proで十分なので、あまり惹かれません。
より忠実な音を再生するなら、僕ならこちらをお勧めしたいです。
ETYMOTIC RESEARCH ( エティモティックリサーチ ) / ER4SR カナル型イヤホン
ETYMOTIC RESEARCH ( エティモティックリサーチ ) / ER4XR 低音強化 カナル型イヤホン
これらはかなり遮音性が高く、どちらもかなり評判がいいですね(下は低音強化モデル)。値段も3万円前後なので、AirPods Maxより安いです。遮音性もスゴイみたいです。
しかし誰でしょうね、この製品の名称を【AirPods Studio】と言い出したのは(うちのブログもですが)。。今回【AirPods Max】の名前を当てたリーカーは皆無だったのではないでしょうか。
(追記)
早く手に入れたい方は、🐮の刻印を!と思ったら、🐮じゃなくても💩とかでもいいみたいです。。笑
試してみたら別に来年の干支の🐮でなくてもいいみたい。🐉でもいいし、💩でもOK。てかなんで💩があるんや。。需要があるのか? pic.twitter.com/h4HGDHd9Iv
— 小龍(しゃおろん)🇯🇵🇨🇳1coinVPN運営/iPhoneファクトリーアンロック (@xiaolong761216) December 8, 2020
記事は以上です。