AppleのiPhone 12用のPCB(ロジックボード)の出荷始まる、2機種が先に販売で発売時期が分かれるかも?

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台湾メディアDigitimesの報道によると、Appleの次世代iPhone「iPhone 12」用のものと思われるPCB(ロジックボード)の出荷が開始されたということですが、実際の注文に対する出荷のピークは第4四半期(10〜12月期)にピークを迎えるとしているため、iPhone 12が本当に多くの人の手に届き始めるのは10月以降ということになりそうです。

iPhone-12-12pro-concept
iPhone 12シリーズのコンセプト画像

そんな中、Digitimesは「iPhone 12の発売時期が2段階に分かれる」と予測しています。iPhone 12は4機種販売されるとみられていますが、そのうちの「iPhone 12 Max」及び「iPhone 12 Pro」の2機種の6.1インチモデルを先に、そしてその後に5.4インチの「iPhone 12」、6.7インチの「iPhone 12 Pro Max」がリリースされるいうことで、その根拠として、6.1インチモデル用の「SLP基板」が既に出荷開始されていて、それ以外のサイズ用のPCBは8月下旬から出荷開始だからということです。そしてその発売時期は2〜4週間のズレが発生するとみられています。

Digitimesはサプライチェーンからの情報は正しい事が多いのですが、それを根拠にした推測については外れていることが多いのが特徴です。今回の情報も、ロジックボードが出荷され始めていて、6.1インチから先に組立が始まるのは間違いなさそうですが、発売時期については本当に2段階に分かれるかどうかについては不明です。だいたい、発売時期の分け方が非常に半端です。iPhone 12が先でiPhone 12 Proが後、またはその逆ならわかるのですが、入り乱れると混乱します。そのような分け方はないのではないかと思います。

これまでの情報では、全ての機種が10月にいっぺんに出荷されるというものもあり、全てはあくまで推測に過ぎません。また、既にAppleのルカ・マエストリCFOが2020年第2四半期の決算レポートの際に、iPhone 12(次世代iPhone)の発売時期は今年の第4四半期にずれ込むことを公表していますので、Appleとしても無理に2段階に分けて出す必要はないからです。

今後、毎年のように中国の携帯キャリアの支店などから販売計画のリークなどが出てくれば、発売時期がある程度予測できるのですが。。

記事は以上です。

(記事情報元:Digitimes via Apple Insider

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