Apple、多数の不具合でmacOS Mojaveのセキュリティアップデート(2020-005)を取り下げ(※現在は最新版リリース済)

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Appleは昨日10月1日に、1つ前の世代のmacOS、macOS Mojave用のセキュリティアップデート(2020-005)を取り下げました。このセキュリティアップデートは9月24日にmacOS Catalina 10.15.7アップデートと共にリリースされたもので、同時にリリースされたmacOS Mojave用のSafari 14も取り下げられました。

macOS Mojave セキュリティアップデート(2020-005)は、インストールすると起動が遅くなる、Finderの動きがもたつく、大量のSystem.logが発生、移行アシスタントを使用するとクラッシュするなど、多くの問題が報告されていたことがその原因と思われます。リリースされたのが9月24日で、その後1週間ほど放置されたことになりますが、ここまで時間がかかった理由については明らかにされていません(そして今後明らかにされることは永遠にないでしょう)。

既にこのmacOS Mojave セキュリティアップデート(2020-005)及びSafari 14を適用してしまったユーザは、Time Machineで過去のデータを復元するか、macOS Mojaveの再インストール、或いはmacOS Catalinaへのアップグレードをすることでこれらの問題を解決できます。

※その後、本日になってAppleは更に新しいmacOS Mojave セキュリティアップデートをリリースし、上記の問題を解決したということですので、今からアップデートする人は安心してアップデートできそうです。

最近Appleはソフトウェア面でのチョンボが続いていますね。。9月24日にリリースされたwatchOS 7についても、バッテリーが急激に減る”バッテリードレイン”問題が指摘されていて、Appleは特にwatchOS 7については、もし問題が起こった場合は母艦とのペアリングを解除し、Apple Watchと母艦のiPhoneの復元をしてから再度ペアリングをすると直るとしていますが、非常に面倒臭い上に時間がかかる修正方法であることから不満の声が上がっています。

今後、AppleのOSのアップデートは慎重にした方がいいかもしれません。私個人はブログ更新の為に最新版に常にアップデートするようにしていますが。。

記事は以上です。

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