マーケティング会社Survataが数日前、こんな調査を開始した。アメリカの選挙権をもつ国民がテック業界のCEOからアメリカの大統領を選ぶとしたら誰を選ぶ?
Survataは1,503人の選挙権を持つアメリカ人に対して調査を行い、そのテーマは「どのテックCEOがホワイトハウスに入るにふさわしいか」というもので、候補者としてはTesla(テスラ)のCEOイーロン・マスク(Elon Musk)、Appleのティム・クック(Tim Cook)、GoogleのCEOラリー・ペイジ(Larry Page)、FacebookのCEOマーク・ザッカーバーグ(Mark Zuckerberg)等の、米国だけではなく世界にも名前がとどろいているテック企業のトップ達だった。
そしてその結果は以下の通り。
最終的な結果は、Teslaのイーロン・マスクが26%の得票率をもって1位となった!Googleのラリー・ペイジがそのあとにぴったりくっついて23%、そして我らがAppleのティム・クックは残念なことに16%しか支持を得られなかった。AmazonのCEOジェフ・ベゾス(Jeff Bezos)とマーク・ザッカーバーグは同率の12%で、マイクロソフトCEOのサトヤ・ナデラ(Satya Nadella)とYahoo!のマリッサ・メイヤー(Marissa Mayer)はしんがりを勤め、それぞれ支持率は6%と5%となった。
これはもちろん単に米国の一部の選挙権を持つ人たちの感情を表したにすぎない。現実にはイーロン・マスクは2002年にアメリカ国籍をとったものの、もともとは南アフリカ出身で、父は南アフリカ人、母はカナダ人で、マスク自身にはアメリカ大統領に立候補する資格がない。なぜならアメリカ大統領になるには両親ともアメリカ人でなくてはならないからだ。
画蛇添足 One more thing…
結果はいわずもがなな気がする。イーロン・マスクはやはり大人気だ。しかしラリー・ペイジがかなり健闘したことは面白いし、ティム・クックが意外に人気がないのが気になる。
記事は以上。
(記事情報元:Survata)