以前、Appleの、パリのラファイエット(Lafayette)百貨店にあったApple Watchのポップアップショップ(ギャラリー)が今月中に閉店するという情報が流れていた。そして最新の報道によると、ロンドンのセルフリッジズ(Selfridges)百貨店のApple Watchのポップアップショップがどうやら既に閉店しているようだ。
MacRumorsによると、既にAppleイギリスの公式サイトのApple Retail Storeリストからはセルフリッジズ(Selfridges)の店舗の情報が消えているといい、確かに当ブログでも消えていることを確認した。
このセルフリッジズ百貨店のApple Watchポップアップショップは、2015年にApple Watchの販売と共にスタートした。ポップアップショップはショッピングセンターの象徴的なWonder Roomの入口付近にあり、この19000平方フィート(約1765平方メートル)の敷地の中には多くのラグジュアリーな宝石やブランド時計店などが入っている。
セルフリッジズ百貨店のApple Watchポップアップストアの閉店は、前兆がなかったわけではない。以前フランス・パリのラファイエット百貨店のポップアップストアの閉店の情報が流れた時に、その原因は売上が惨憺たるものだったからとされており、セルフリッジズ店も同様の原因ではないかと思われるからだ。Appleは2015年の時点では当時初代Apple Watchにあった18金のApple Watch Editionをポップアップストアで売ろうと考えていたが、2016年(去年)リリースされたApple Watch Series 2からは18Kシリーズが廃止されたため、ポップアップストアはその存在意義を失ったともいえるだろう。
ただ、まだ記事更新現在ではパリのラファイエット百貨店のポップアップストアの情報はAppleフランスの公式サイトに残っている。
また日本の東京新宿伊勢丹のApple Watch専門ブースもまだ撤退していないようだ。
しかしその2つも時間の問題かもしれない。。
記事は以上。
(記事情報元:MacRumors)