AppleがiOS 10.2のSHSH発行と認証を打ち切った。これで、iOS 10.2へのアップグレード・ダウングレード・バージョン維持を含む全ての復元が不可能となった。
iOS 10.2.1リリースから1週間、最近SHSH発行打ち切りペースが少々速くなっている
脆弱性の修正が行われたiOS 10.2.1リリースから1週間。最近SHSH発行打ち切りのペースが速くなってきている。
iOS 10.2.1ではmacOSにおけるWebkitを利用した重大な脆弱性が修正されており、iOSでも同様にWebkitがSafariでも使用されているため、修正されたものとみられているが、その修正を確実にするためにiOS 10.2のSHSH発行を早めに打ち切ったものとみられる。
脱獄できる最新バージョンiOS 10.2への復元が不可能に
現在脱獄できる最新バージョンはiOS 10.2(記事更新現在はiPhone 7は除く)。iOS 10.2.1ではiOS 10.2対応脱獄ツール【yalu102】で使用されている脆弱性の修正が行われているためだ。iOS 10.2のSHSH発行期間中は脱獄可能なiOS 10.2に復元可能だったが、現在はそれもできなくなってしまった。
ということで、脱獄犯(脱獄フリーク、JBer)の皆さんは今後慎重に行動する必要があるだろう。
記事は以上。
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