Apple、インド・ハイデラバードのマップ開発センターで3500人を雇用

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Appleが、インド・ハイデラバードにあるマップ(地図)開発センターで3500人を雇用しました。テランガーナ(Telangana)州政府が水曜日に発表した情報で、メディアとしてはLiveMintが報じています。

報道によれば、テランガーナ州政府がAppleがこの建物を建てるように誘致したということです。

WaveRock-facilities-Hyderabad-India-Tishman-Speyer-001

Appleはマップ開発センターで最終的には5000人を雇用する予定とのことですが、それには時間が足りないとインドのITと産業主要秘書(Principal Secretary)のJayesh Ranjan氏は語っているということです。

Appleがマップ開発センターを建設したのは、ハイデラバードのウェーブロック(Waverock)で、ハイデラバードはテランガーナ州の州庁舎所在地です。またハイデラバードは法令上ではテランガーナ州が分割される前のアーンドラ・プラデーシュ州の州庁所在地でもあります。25万sqf.の敷地面積で、ハイデラバードのIT通りに建てられていて、デベロッパはTishman Speyerということです。Appleはこの地で4000人の雇用を創出することを約束したということですが、更にそのコミットメントよりも多い5000人の雇用を予定しているとはAppleも太っ腹ですね。

2016年2月にAppleから出されていた文書では、インドで2,500万ドル(現在のレートで約27億7,000万円)のオフィスへの投資と、150人の雇用をしてマップの開発をするとされていましたが、それに比べると非常に大規模なものになったことになります。

この大規模な研究所は現地の建設業への貢献もしたようです。これらはAppleが小売でインドに進出するために、政府から出された条件の1つなのでしょう。そしてその要求条件がどんどんエスカレートしている可能性があります。Appleは成長空間をインドに求めていることは明らかだからです。

しかしAppleはこのように一歩一歩歩みを進めています。いずれ、インドにもiPhoneが根付く日が来るのかもしれません。まずは、Apple Store1店舗目を出すことが大きなマイルストーンになるでしょう。

記事は以上です。

(記事情報元:LiveMint

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