Apple、iOS 11.2〜iOS 11.2.2のSHSHをいっぺんに終了!iOS 11.2.5にのみ復元可能に

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Appleは本日、iOS 11.2、iOS 11.2.1及びiOS 11.2.2の3つのiOSバージョンに対するSHSH認証の発行を終了しました。これは先週リリースされた2018月1月24日にリリースされた現行最新のiOS 11.2.5にあわせてのもので、iOS 11.2.2については新しいバージョンがリリースされてから、SHSH発行が8日間続いたことになります(平均的な日数です)。しかしiOS 11.2(iOS 11.2.0)とiOS 11.2.1については例外的にかなり寿命が長かったといえるでしょう。

iOS 11.2

iOS 11.2とiOS 11.2.1、iOS 11.2.2のSHSH認証の発行が終了すると。。?

これにより、AppleのiOS(iPhone、iPad、iPod Touch)は現在のところ、iPhone 4sを除いて各機種の最新版(iPhone 5s以降はiOS 11.2.5)にしかアップグレード・ダウングレード及びバージョン維持復元をすることができなくなりました

 

iOS 11.2.5ではセキュリティ問題が修正されている

ちなみに現行一般向け最新のiOS 11.2.5ではハードウェア(CPU、Aシリーズチップ)のセキュリティホール(脆弱性)であるSpectreが修復されています。

 

Appleのいつものやり方が実行されただけ

Appleはこれまでも、基本的に新しいiOSが出ると過去のiOSのSHSH認証を順次終了し、最新のiOSしかインストールできないようにしてきました。それによって最新のセキュリティやバグが修正されたバージョンをユーザに強制的に使わせることができ、サポートをよりシンプルにすることができる上に、全体的な安全性を高めることができるからです。

 

今月には次期iOS、iOS 11.3がリリース予定

Appleは今月にも、現在デベロッパ向けにベータテストを行っているiOS 11.3の正式版をリリースする予定で、最大の目玉としてバッテリー健康度の表示やパフォーマンス低下処理をオフにする機能を追加する予定です。また、ARKit 1.5やヘルスケアの記録サポート、新しいアニ文字(Animoji)などいくつかの新機能が盛り込まれる予定ですが、基本的にはそこまで多くの変更はないと思われます。

記事は以上です。

(記事情報元:Apple Insider

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