Apple Watch発表直前、AppleのCEOティム・クックから語られたことのまとめ

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多くの人が腕時計を身につけなくなった。それはある意味、iPhoneに代表されるスマートフォンがその腕時計の衰退に拍車をかけたためともいえる。Appleがこれからやろうとしていることは”腕時計を再発明する”ということで、あなたがつけることをやめた腕時計を再度あなたの腕に戻そうとしているのだ。

AppleのCEOティム・クックによるApple Watchの情報まとめ

Tim_Cook-Apple_Watch

AppleのCEOとして、そしてApple Watchの”古参ユーザ”として、ティム・クック(Tim Cook)は力を余すことなくその魅力を伝えようとしている。最近、クックはイギリスのThe Telegraph誌の取材を受け、そこでApple Watchの一部の詳細について語っていたのでその内容をまとめてみたい。

Apple Watchは通知機能がキモ?

Apple WatchはiPhoneと同じで、何らかの目的でApple Watchを買うが、最終的にそれがどの方面でも非常に人の心を打つであろう、とクックは述べている。

クックは既にApple WatchでiPhoneからの全ての通知を受けることに慣れてしまい、その体験はとても”不思議”だという。Apple Watchは更にプッシュ通知の内容を選択することができ、不必要な重要ではない情報に煩わされることはないという。

Apple Watchは全ての機能が優れていて、入り口はファッション

もしあなたが昨年9月のiPhone6の発表イベントでApple Watchの紹介を見ていたのであれば、あなたはきっとApple Watchが今までのAppleの製品と違うことに気づいただろう。機能がこれまでの製品と比べて多すぎて、使う人が何かに”集中”できないのではないかと。

ティム・クックによれば、それは疑うことなく全てがこの製品の優れたところなのだという。彼はThe Telegraphの記者に語るには、人々がApple Watchを購買する理由はファッションと関係があり、Appleのデザインのトップ、ジョニー・アイブ(Jony Ive)がApple Watchのために施した美しいデザインは、一種のファッション性をもたせるためだったという。

Apple Watchは腕時計としても優秀、そしてそれだけではない

次に、Apple Watchはもちろん”腕時計”としても優れているという。ティム・クックはApple Watchの時間の誤差を絶対に50ミリ秒(1ミリ秒は1000分の1秒)を超えることはないとしている。しかしそれと同時に、彼はユーザはApple Watchの別方面の優れたところを見ることによって、Apple Watchが伝統的な腕時計と比べて大きく違うことを発見するという。

Apple Watchはヘルスケアと莫大な量のアプリが魅力

“ヘルスケア”はApple Watchの重要な機能の1つだ。心拍をモニタリングすることができ、座っている時間が長いと警告し、また独特のフィードバック機能を備えているなど。。それらのデフォルトで備わっている機能の他、圧倒的多数のサードパーティーによるアプリが、Apple Watchを更に魅力的にするという。アナリストの予測によれば、Apple Watchが正式にリリースされると同時に、10万を超えるアプリが同時にApple Watch用のApp Storeからダウンロードできるようになるだろうとされている。

Apple Watchは車のキー代わりになる

ティム・クックは更にこの取材でもう1つ大きな情報を明かしている。Apple Watchが車のキーの代わりとなるというのだ。もし興味があれば、AppleがEV(電気自動車)を作ろうとしているニュースをもう一度見てみるといいかもしれない。

Apple Watchのバッテリーは1日しか持たない、夜充電の必要あり

失望したのは、Apple Watchのバッテリー持続時間に大した進展が見られなかったことだ。”1日使うことができるが、毎晩充電しなくてはならない”ということはどうやら間違いないようで、クックによって褒めちぎられたあの充電器のコネクタは、果たしてあなたに受け入れられるかどうかはわからない。

Tim_Cook-Apple_Watch_2

なお、これはティム・クックの口から語られたことではないが、Apple Watchのバッテリーを長持ちさせるには、省電力モードというものがあるらしい。そのモードになると、Apple Watchが外部の一切の通信から断たれるだけではなく、アプリも使えなくなり、本当に”ただの時計を見ることしかできない腕時計”となるという。そんなモードに意味があるのかどうかは別として。。

Apple Watchと一緒に生活するAppleのCEOの日常生活とは

最後に、AppleのCEOの日常に興味がある人には、ティム・クックが自らの口から明かされたものを整理したものを贈ろう。

ティム・クックは毎日3:45に起き、起きたらまず(全ての運動を記録するために)充電が完了したApple Watchを身につけ、5時に体育館に行き、6:30に1日の仕事を始める。

しかし、朝の”静けさ”と”コントロール感”を味わうために、クックは毎晩9:30(時には10:00)には床につかなくてはならない。彼は以前見ていたテレビの深夜番組を懐かしく思い出すとジョークを飛ばしている。

画蛇添足

Apple Watch初代は全部に魅力があるか、全部魅力がないか。。どちらかになるだろう。
ファッション的にも優れているかについても疑問が残るところ、、好き嫌いがわかれそうだ。

また価格については先日当ブログでもリーク情報を日本で最も早くお知らせしたが、正直かなり高いという印象だ。

最大の欠点はバッテリー持続時間。毎日充電しなければいけない腕時計は正直非常に使いにくい。ヘルスケアの記録は、夜寝ている間にもとりたいものではないのか。また当ブログでお知らせしたとおり、ヘルスケア機能は削られるという情報もある

記事は以上。

(記事情報元:iFanr

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