テスラモーターズ(Tesla Motors)はモデルSに、かなりの愛着をもって様々なお客様に気に入ってもらえるような仕掛けをしているようだ。モデルSには17インチの大型タッチパネルが搭載されているが、なんとこのディスプレイには面白いイースター・エッグが仕掛けられていた!なんと、ドライバーが007のジェームズ・ボンドになったかのような錯覚を覚えさせるような仕掛けがあるという。
テスラ・モデルSが007のボンドカー・ロータスエスプリに?その方法と画像
このイースターエッグはテスラモーターズ社もその存在を認めている。当然、このイースターエッグを起動するには、少々指を動かさなければならない。
その方法とはこうだ。コントロールメニューをタップし、その後テスラのTの文字ロゴが出現し、ボタンをタッチして、パスワードログイン画面になったら、ジェームズ・ボンドのコードネーム”007″と入力して入るだけだ。そうすると、ディスプレイ上にはモデルSの代わりに、1977年公開の”007 私を愛したスパイ(007 The Spy Who Loved Me)”に登場したボンドカー、ロータス・エスプリ(Lotus Esprit)S1が表示されるというわけだ。以下が表示される画像。しかもサブマリンモードだ。
イーロン・マスクCEOが実際に劇中のロータス・エスプリS1を購入
このイースターエッグは実際多くのモデルSオーナーを喜ばせたようだ。
2013年、テスラのCEOイーロン・マスク(Elon Musk)が86.6万米ドル(約1億円)で”007 私を愛したスパイ(007 The Spy Who Loved Me)”の映画撮影中に実際に使われたロータス・エスプリS1を購入したことが注目を集めていたのが今回のイースター・エッグの布石にもなっている。
007の大ファンのイーロン・マスクは、本当にこの買い取った車を劇中と同様多機能で潜水までできる車に改造すると語っていたこともあったほどだ。
■007 私を愛したスパイが入ったDVD BOXなどいかが?
当然このイースター・エッグはジョークに過ぎないが、しかし誰が今後これが現実にならないと言い切れるだろう?モデルSオーナーもそれほど悲観しない方がいい。3.2秒で100km/hまで加速するInsane Modeは既にあまりにCoolすぎるからだ。
画蛇添足
私の世代ではさすがにこれよりも断然ナイトライダー(KnightRider)なのだが、K.I.T.T.みたいな車はいつ実現されるのだろうか。テスラならやってくれそうな気がするが。
記事は以上。
(記事情報元:BGR)