ウォルター・アイザックソンが書いた「スティーブ・ジョブズ」はApple(アップル)の共同創業者で前CEOの偉人を描いた最高の伝記だ。しかしこの本は592ページにも及び、ちょっと重いかもしれない。
もしあなたがスティーブ・ジョブズの一生に興味があるけど、時間がないとか592ページもある「スティーブ・ジョブズ」を読みたくない、って人もいるだろう。
それならば、間もなく公開予定のAaron Sorkinが主演の同名の映画を見るか、この下のジョブズの一生を描いたインフォグラフィックを見てもいいかもしれない。なかなか優秀なインフォグラフィックになっているから(クリックすると大きい画像が見られる)。
このインフォグラフィックはジョブズの両親のデートから始まり、彼が2011年に膵臓癌で死因で亡くなったところで終わっている。このインフォグラフィックは主にテクノロジー的な道標が含まれている。例えば、彼が同郷で同じくAppleの共同創業者となったスティーブ・ウォズニアック(Steve Wozniak、ウォズ)と出会ったことや、ジョブズがガレージでAppleを立ち上げたこと、100万ドルを使って1984年に初代Macintoshの宣伝をしたこと、Pixarを立ち上げ、Appleに戻ったこと、もちろん彼の著名な作品のiMac、iPod、iPhoneやiPadのことも入っている。
このインフォグラフィックにはテクノロジー以外の彼のプライベートなものも入っている。例えばスティーブ・ジョブズが初めてドラッグを使った日や、彼の娘のリサ(Lisa)が誕生した、Appleをクビになった後宇宙飛行士になろうとして挫折したこと、死ぬ前日まで働いていたことなどなど。
全てがユーモアたっぷりに語れているのがいいではないか。
彼が生きてきた道が曲がりくねった道だったことや、点と点が線で繋がることまでしっかりデザインで表現。センスがいいね。
これを見ながら酒でも飲みつつジョブズの一生に思いを馳せるのもいいかもしれない。
なお、このインフォグラフィックはFunders and Foundersによって公開されているものだ。
もし彼の伝記をちゃんと読みたいという人はやはりこちらを。
記事は以上。