先週リリースされたAppleのMacBook Air(2011)用のEFIアップデート2.9は大失敗
1週間前にAppleは2011年に販売されたMacBook Airに向けてEFIファームウェアを2.9にアップデートし、
スリープ状態からの復元について問題を修復したとしたが、
多くのユーザからもっと大きな問題が新たに発生したと指摘されていた。
例えばインストールできないとか、インストール後システムが勝手にシャットダウンするなど。
更にもっとひどいのは、MacBook Airがいわゆる”レンガ化”し、全く起動できなくなるというものもあった。
この”レンガ化”の修復は非常に難しく、
Apple StoreのGenius(ジーニアス)バーのテクニカルスタッフが、
SMCを再設定し、EFIファームウェアを取り除くという修復方法を見つけるなど、
明らかな不具合があった。
結局不具合に見舞われたユーザが多かったことから、
Appleは先週のEFIファームウェアアップデートを取り下げていた。
ようやくバグ修正版EFIファームウェアアップデートが来た!
そして本日、ようやくAppleが再度EFIファームウェアアップデートをもう一度リリースした次第だ。
バージョンも2.9.1となり、アップデート内容も2.9と同様、MacBook Airの外付けディスプレイを接続した後、内部ディスプレイがスリープ状態にならない問題の修復ということになっているが、
間違いなく2.9で発生していたレンガ化問題等を修正したものと思われる。
また冒頭に書いたようにスリープ状態からの復帰に時間がかかっていた問題や、
デバイスがスリープ状態からの復帰後ファンの回転数が異常に上がる問題も修復されている。
記事は以上。
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