今年5月、Beats Electronicsはカリフォルニア州カルバーシティに本部を移し、
新社屋に引っ越しを終えている。
ちなみにその引っ越しの日は、ちょうど彼らがAppleに30億米ドル(約3,000億円)で買収されたことを発表した数日後のことだった。
Beatsの新本部ビルはApple帝国の一部分であるとはいえ、
Appleに買収された会社の新本部社屋ということであれば、
当然見る価値はあるということだ。
Beatsの新本部ビルの所在地はロサンゼルス(Los Angeles)からそれほど遠くなく、
総面積は105,000フィート(約9,754平米)で、販売価格は2,000万米ドル(約20億円)だった。
Beats新本部のデザインはAppleのシンプルなものとは少々違い、
明るさを増し、面白み(遊び心)を更に強化した感じがする。
そして休憩室と視聴室には濃いめの色使いの重々しい感じがするデザインが採用されている。
BeatsはAppleに買収されたことを表明したが、
そのことが新本部の使用に関しては影響しなかったようで、
同社はこれまでの計画通り新本部のスペースを十分に利用して業務を続けているようだ。
Beatsの新社屋をデザインしたのはBarbara Bestor。
designboomに特集されているとおり、
彼女の今回のデザインは非常に大胆なものとなっている。
Beats新社屋のデザイン理念は、とても活動的で気持ちがいい仕事環境を作り出すというもので、
シリコンバレーで流行っているような室内デザインの流行は追わなかったという。
以下がBeats新社屋のデザイン写真だ。
こんなところで働いてみたいものだ!
記事は以上。
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