Androidよりもシェアが少ないiOS、なぜか通信量ではAndroidに勝っている?
世界のスマートフォンの中で、
Androidスマホは80%近い圧倒的なシェアを誇っている。
しかしネットワーク通信量においては、
iOSが多くの場所でAndroidに勝っていることをご存じだろうか。
多くの地域でiOSが勝っているというデータ
リサーチ会社のdotMobiが最近発表したデータによると、
2013年に米国でのモバイルブラウザ閲覧通信量の、
実に62%がiOSプラットフォーム(=iPhoneとiPad)からのものだったという。
dotMobiは米国以外にも100もの国や地域にて同様の調査と統計を行っている。
そのうちの一部が以下の表にまとまっている。
上記の表からもわかるように、
実は米国がiOSのモバイルブラウザ閲覧通信量が最大というわけではなく、
多くの先進国が米国よりもその比率が高いことがわかる。
最多がオーストラリアの74.28%、日本も67.52%とiOSが大健闘している。
ヨーロッパ中・東・南部ではAndroid強い
Androidスマホとタブレットはヨーロッパ地区で非常に流行っており、
ヨーロッパ中部、東部、南部ではAndroidモバイルブラウザ閲覧通信量が50%を超えているという。
Androidモバイルブラウザ閲覧通信量が最大なのはマケドニア共和国で、
その数字は何と90.68%にも達する。
更にAndroidの中での最大メーカーであるSamsung(サムスン)のお膝元・韓国では、
Androidモバイルブラウザ閲覧通信量の比率は74.02%になっている。
このデータに影響する要因とは
上記のデータはもちろんiOSデバイス(iPhone/iPad)とAndroidデバイスの、
各地域での所有率(シェア率)が最も影響すると思われるが、
他にもAppleのiOSデバイスを使うユーザの方が、
ネットの依存率が高いヘビーユーザが多いということもデータに響いているかもしれない。
記事は以上。
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