Appleの次世代iPhone【iPhone 7】の5.5インチ版【iPhone 7 Plus】或いは【iPhone 7 Pro】には技術的に未成熟であるという理由でデュアルレンズカメラは搭載されないという情報がサプライチェーンから流れた話は以前当ブログでもお伝えしたとおり。
しかしこのニュースが流れてからまた一転、今度はデュアルレンズカメラが搭載されたシャーシの新たな写真がリークし、そのリーク写真によると、【iPhone 7 Plus】にはやはりデュアルレンズカメラが搭載されるように見える。
ただこの写真は、これまでリークされたものと同じような感じで、これまでリークしたシャーシの写真は初期のテストバージョンではないかとも指摘されており、最新のものではない可能性が高い。
今年の新型iPhoneについてはリーク情報が非常に少ない。Appleはどうやら来年のiPhone 10周年記念に向けて、これまでの2年に1回のメジャーアップデートのリズムを崩し、本来は今年行われる予定だったメジャーアップデートを来年に引き延ばす可能性があり、そこで様々なハードウェアの変更が行われるという見方が大半になってきたため、いまいち世間の関心が薄い。そのこともリーク情報が少ないことに影響しているのかもしれない。
今のところ今年の【iPhone 7】については上記のデュアルレンズカメラ以外にあまり目立ったハードウェア的なアップデートは伝えられておらず、3.5mmのイヤホンジャックがなくなるという噂も、中国のWeiboでの部品リーク(信憑性は不明)で残ることが暗示され、またMacRumorsによると今年の新型iPhoneには従来の3.5mmのイヤホン(EarPods)標準付属品にLightningアダプタが添付されるという情報もあり、情報が錯綜している。
他に今年の【iPhone 7】ではデュアルSIMによるSIM2枚同時待受やワイヤレス充電がサポートされ、3,500mAhのバッテリーが搭載されるという情報もあるが、詳細は明らかではない。
既にスマートフォンは当たり前の製品になってしまい、これ以上の驚く機能を実現するのはAppleといえども難しそうだ。外観の大きな変更がない限り、今年の新型iPhoneはマイナーチェンジに終わった印象を与えるだろう。
記事は以上。
(記事情報元:WeiPhone)