北京最新カップラーメン事情

  • ブックマーク
  • Feedly
  • -
    コピー

家の近くや行きつけの店(現代城和飲輪飲)の下にセブンイレブンがあるので、
パトロール&チェックを欠かさないおいら。

そんなおいらが先日セブンイレブンで、
新しいカップラーメンを見つけた。
結構でかいカップで、
かなり目立つのでわかると思う。

メーカーは統一食品。
名前がなんと「満漢大餐」!

昔高級中華の新橋亭で満漢全席をいただく機会があったが、
それと同じような期待を持ってしまう自分は単なるバカ。

しかしこの高級感漂う外観、タダモノじゃない!
そして味が2種類あるようだ。
キノコ鶏麺、それと牛肉麺。
どっちもうまそう!
そしてどっちも流行りだ。
で、2種類とも即買い。

で、今日の昼作ってみました。
まずはキノコ鶏スープ味。

まず開けてみると、3つの袋とフォークと袋に入った麺。
そう、こっちのカップラーメンは絶対といっていいほどフォークが入ってます。
お箸の国の人なのに、カップラーメンはフォーク。

それはどうでもいいとして、
まずポイントが高いのが生乾燥麺。
正直こちらのカップラーメンの麺は研究が足りないんじゃないかと思うことが多かった。
しかし今回はちゃんと袋に入った生乾燥麺。
期待できる。

そしてかやく類。
粉と乾燥付け合わせ、
それとなんとでかい液体が入っているじゃないか。
しかもよくある油じゃなくて、水っぽいの。
これを暖めなさいと袋に書いてある。
日本と同じだ〜!
その名も「料理包」

しかし、それ以外の説明は全くなし。
麺はいったいどうするのか?
お湯でもどしたらそのまま使うのか、それともお湯を捨てるのか?
蓋には全く作り方の説明なし(麺を3分お湯で戻せしか書いてない)

その液体の袋にある漫画からは、
戻したお湯が入った麺ではなく、
なんかお湯を捨てた後の麺にかけるように描いてある。
それがマニュアルだとしたら、お湯を捨てたくなる。

でもまあ粉があるくらいだからスープ麺なんでしょ。
と勝手に判断。

マニュアルを探してしまうあたり、
マニュアル大好き民族である日本人の血は争えないと思った。
中国にいると臨機応変が求められる。
杓子定規にものを考えていては勝ち残れない。
あくまで賢く、
うまく立ち回ったもの勝ち。
マニュアルはあくまで自分を縛るものと心得よ。
そんな気がする。

カップラーメンごときでそんなこと関係ないかもしれんですが。

そんなわけで結局普通に粉と乾燥付け合わせと麺を熱湯で3分、
そして蓋の上で暖めておいた料理包を入れる。
料理包の中身は鶏のささみとキノコ、
そして濃厚な出汁だった。

フォークでよくかき混ぜて、
口に入れてみる。

正直最初はキノコの臭いが強烈すぎて、
他の味が殆どわからなくなった。
が、ちょっとだけ経ってキノコの臭いが蒸発すると、
これが極上の味に変わった!

麺も期待にそぐわず高いレベル。
かやくもほうれん草、鶏のささみ、キノコがたっぷり入っていてヘルシー!
鶏のささみがうまくて感動。
「料理包」の中でスープに浸っていたためか下味がついていてしかもパサパサしてない。

うまい!!
中国で食べたカップ麺の中で1,2を争ううまさです。
お試しあれ。

※もちろん、上記はあくまで「カップラーメンの中で」という評価なので、
くれぐれも過剰な期待はしないように。
でもスープははっきり言って日本の変な店よりうまいぞ。

Visited 35 times, 1 visit(s) today
  • ブックマーク
  • Feedly
  • -
    コピー

この記事を書いた人