2月1日、新しいライブハウス「M.A.O.」での我らブレインフェイラーのプレオープンライブの模様をお伝えします!
今回のプレオープンは、関係者と選ばれたファン限定のイベントだったのですが、大盛況でした。M.A.O.のキャパは400人くらいなのですが、いっぱいになりました。北京はこの時期気温がマイナス5℃くらいなのですが、中は熱気で冷房をつけないといけないくらいでした!
そんな熱気溢れる会場の前面にまず現れたのは・・・このライブ後に日本でのライブを控えるアメリカのアーティスト、「SOLEA(ソレア)」!今回ブレインフェイラーのためにオープニングアクトを買って出てくれたのです!しかもこのライブに参加するために当日北京入り、そして次の日早朝日本に移動というハードスケジュールをものともせず駆けつけてくれました!感動です。
そんな4人が作り出すグルーブ感と、なんと言ってもカリスマ溢れるギャレットの素晴らしいパフォーマンスは、中国のそこら辺のロックバンドとは段違いの実力!中国では全く初めてのライブだったにも関わらず、本場の、しかも本物のロックの魅力を見せつけられて、ブレインフェイラーのファンはみんな度肝を抜かれていました!
そしてSOLEAの次はいよいよブレインフェイラーの登場!セットチェンジ終了の暗転後、オープニングBGの時点で会場は既に興奮のるつぼと化していました。そしてドラムのinで照明がばっと着くと、会場の雰囲気は一気に最高潮に!!ブレインフェイラーは名実共に中国ナンバー1の実力をいかんなく発揮し、最高のライブとなりました!北京のブレインの忠実なファンは殆どぱっと見でパンクスと分かる若者が多いのですが、そんな奴らがめっちゃ楽しそうにモッシュを繰り返していました。最近のブレインフェイラーはかつて90年代に伝説のライブハウス「Scream Club」でやっていた頃の曲をセットリストに取り入れたり、過去日中戦争時代の中国軍の軍歌をパンクにアレンジしたり、中国ロックの父といわれるツイ・ジエンの曲をカヴァーしたり(勿論お墨付き)、曲構成にも色々凝るようになって、自分たちでどうやってライブを盛り上げていこうかと日々努力をしているのですが、それが去年辺りから見事に実っている感じがします。
関係者からも色々と感想を聞けたのですが、SOLEAの評判は上々でした。中国でぜひツアーをやってくれ、と色んな人から話が来るほどでした(やるならうちがやりますがな)。ブレインフェイラーはもういわずもがなです。これからブレインフェイラーは伝説を作っていくことでしょう。そしてライブハウス「M.A.O.」に対して、誰もが賞賛を惜しみませんでした。永遠にこのライブハウスが続いて欲しい!とみんなが口を揃えて言っていました。こちらも興奮しっぱなしでした。
かつて歴代王朝の皇帝が紫禁城を出入りするときに太鼓が鳴らされたという「鼓楼」。そしてその周りに広がる伝統的な街並みの中に突如現れた中国No.1のライブハウス「M.A.O.」!
これから中国のロックを根底から変えていく、伝説のライブハウスとなっていくのは間違いない!と確信しています。ブレインフェイラーと共に、乞うご期待!!
・・・会社サイト用の文章なのでちょっと外向けな感じで。
さすがに色々疲れましたよ、トラブルも色々あったし、でも楽しかったなあ。なんか、久々に、そうだなあ、2003年のブラフマンを連れてきて以来の、鳥肌が立つような感動を覚えたかもです。
でも次の日ソレアを送るために4時に起きなきゃいけなかったので打ち上げもなしで・・・関係者の皆さんにお疲れさま!と言いたいです。みんなロックに対する情熱がすごい!ああ、呑みたいなあ。