相手を褒めるにも。。。

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年末に台湾の地震で海底ケーブルがぶっちぎれてから、中国からFC2へのアクセスが異様に遅くなった関係で全然更新できませんでした。。。ごめんなさい。2月には復活することを望む。

ところで中国人が外国人に「中国語なんでそんなにうまいの?」というのは、親か学校からそう言えと教育されているとしか思えない、と思いませんか?

外国人が中国語を喋っていると、ほぼ90%以上の中国人がまず「どのくらい中国語勉強したの?」と聞きます。そしてそれに「○年」と答えると、必ず「○年しか勉強していないのになんでそんなにうまいの?」と返ってきます。中国人と初めて会ったらぜひ注意してみてください。

嘘でもそう言うと外国人はなんだか結構嬉しくなって財布の紐を緩めたりなんかしちゃうみたいで、それが狙いなんじゃないかと思ってしまうのです。

こちらとしては正直言われすぎているので逆に白々しくていらいらするほど。はいはいわかったわかった、で、何を狙ってるの?
と聞き返したくなるくらいです。

最近は特にたくさん喋らなければあんまり外国人とはばれなくなってきた自分でも、やはり純粋な中国人との差はひしひしと感じているわけで、利害関係のある中国人からはもっとうまい人(北京10年選手或いは混血などのバイリンガル)を引き合いに出されてお前の中国語は下手だなどと言われるくらいだから、すっかり自信などなくなっているわけです。

そんな中、先日も似たようなことがありました。

先週うちのバンドがとあるポータルサイトの取材を受けて、20代そこそこの司会の女の子が、僕やバンドメンバーと一緒にバンドプロフィールをチェックしていて、そのとき僕は彼女に僕がバンドマネージャーであることだけは言って、自分が日本人であることは伏せていたのです。

で、プロフィールの中の200X年に日本のレコード会社と契約、という表記があって、そこで彼女が思わず「あなたたちは小日本のお金を稼いでいるわけね?」と漏らしたのです。そこでバンドメンバーが「おいおい、発言に気をつけなよ。こいつ日本人だよ」と突っ込んだら、彼女は大慌て。「え?ほんとに日本人なの?なんで中国語そんなにうまいの?」出たよ〜また来た。そんなこと言っても許しませんよ!しかし彼女が矢継ぎ早に「すっかり北京の胡同で生まれ育った人(胡同串子)かと思ったわ」と言ったのにはみんなが苦笑。バンドメンバーはみんな「んなわけねぇだろ」という苦笑。自分としては「も〜やめてよ〜心にも思ってないことを・・・」という自嘲気味の苦笑。

すっかり気まずくなってしまいましたと。
相手を褒めるにも程があるってことで。

もう1回中国語、ちゃんと勉強したいなあ。

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