米国のCEOの年収トップは、世界で最も市場価値が高くなった会社のあの人

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先週、アルファベット(Alphabet)が財務レポートを発表し、その明るい展望から市場価値が上昇してAppleを追い抜き、世界で最も市場価値が高い会社となった

その売上げは殆どがグーグル(Google)からあがっている。昨年の営業利益は、研究開発などの様々な出費がある前提でも193.6億ドル(約2兆2239億円)となった。この優秀な成績に対してボーナスを出すのは当然のこと。。ということで同社はグーグルのサンダー・ピチャイ(Sundar Pichai)CEOに非常に分厚いボーナスをストックオプションで支払うことになった

Photo: Univision
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273,328株のアルファベット C級株、価値は1.99億ドル(約229億円)毎四半期毎のペースでこれを彼に与える。2019年まで。

現在彼の手元にあるアルファベットの株価は既に6.5億ドル(約747億円)を突破している。現金化するには多くの制限があるが、彼はこれまでの3年間の仕事で毎年2.1億ドル(約241億円)を稼いだことになる。これは間違いなく非常に高給取りだと言わさざるを得ない。世界で最もCEOの給与が高いといわれるアメリカの中でも抜群にトップだろう。

しかし比率からすれば、これだけもらっているピチャイCEOが所有しているアルファベットの株数も、グーグル創業者のラリー・ペイジとセルゲイ・ブリンにはかなわないこの2人は34億ドル(約3904億円)もの株を持っている前CEOのエリック・シュミットも30億ドル(約3444億円)ほどの株を保持している。

このような巨額な株そのものが、アルファベットの態度を明らかにしている。同社は明らかに、サンダー・ピチャイCEOが他の会社に引き抜かれることを恐れているのだ。彼はこれまでGoogleの多くの製品ラインや、Android、Chrome、そしてサーチエンジン業務に関わってきた上に、会社とグループ全体を今までにない高みに引き上げた人だから、失ってしまうと会社にとってのダメージは計り知れないからだ。

ここまで高給取りになってくると、主な競争相手、例えばフェイスブック(Facebook)などもおいそれと彼に手を出しにくくなる。ピチャイCEOに何らかの別の考えでもない限り。。そしてピチャイCEOの更なる努力によってアルファベットやグーグルにいい結果をもたらした場合は、更にこれよりも多くのものが彼に与えられるチャンスも残っている。

記事は以上。

(記事情報元:iFanr

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