Appleの2018年或いは2019年のiPhoneからはUSB-Cコネクタが採用されるという噂がありますが、そんな中、中国の充电头网(充電頭網、充电头は充電用電源アダプタのこと)より、3枚のApple USB-C(USB-PD)電源アダプタの工程用サンプルとされる写真が流出しています。
USB-C(USB-PD)対応18W充電アダプタ、工程用サンプルのリーク画像
では早速ですがこちらがリークした画像です。3枚あります。上の2枚は単に形状のみの参考となります。
そして3枚目ではモデルやスペックの数字を見ることができます。
画像のピントがあっていないためボケていますが(リーク画像あるある)、まずは充電アダプタのモデル番号がModel A1720となっています。そして電気的特性は、入力は100〜240V 50/60Hz 0.45Aとなっていて、出力は5V/3A、9V/2A(18W仕様)となっています。左側には「Engineering Sample Not For Sale」と書いてあり、つまり「工程用試作サンプルで販売用ではない」ということが明記されています。
ちなみに、真ん中のQRコードは頑張っても読み取れませんでした。。
しかし中国リーク写真あるあるの、おっさんのものと思われる指は余計ですよね。。笑
小龍のひとりごと
なお、AppleのUSB−PD 18W充電アダプタについては、今年5月に同じく中国の充电头网からリークしたUSB-Cアダプタの図面とも形状が似通っていて、これを元に作られたモックか模造品の可能性もなきにしもあらずですが、一応ご紹介しておきます。
小龍のひとりごと
肝心のAppleロゴマークは入っていませんが、モデル番号A1720を見る限りかなり本物っぽい感じがします。もしこれが本物のサンプルであったとしたら、Appleは本気でUSB-C充電アダプタを開発しているということになります。ただし、本体はまだLightningで、ケーブルは片方がそれぞれLightningとUSB-Cとなっているタイプになる可能性もあります。
もし18Wでの充電が可能となると、現在の標準装備の5V/1A(5W)の充電アダプタよりも単純に3倍のスピードで充電できることになります。ちなみに現行のiPhoneではiPadの充電アダプタも使用でき、こちらは5V/2A(10W)で、標準の5W仕様のアダプタより早く充電が可能です。またiPhone X/iPhone 8/iPhone 8 Plusのワイヤレス充電はiOS 11.2から7.5Wでの充電が可能になっていますが(当初は5W)、ワイヤレス充電では充電が遅いことがあります。よく一晩経っても全然充電されていないことがあったため、私自身は10Wタイプの充電アダプタで有線で繋ぐようにしています。
記事は以上です。
(記事情報元:充电头网)