Appleは月曜日にWWDC17(Worldwide Developer Conderence、世界開発者会議)のスケジュールを発表しましたが、その中に明らかな”漏れ”があったといわれています。というのも、Cult of Macによると、これまでずっとWWDCで毎年行われてきた、【Apple Design Award(Appleデザイン賞)】がどこにも見当たらなかったからです。
1997年から続いてきた【Apple Design Award(Appleデザイン賞)】
1997年依頼、Appleは毎年ソフトウェア・アプリケーションのデザインに対してこの【Apple Design Award(Appleデザイン賞)】で表彰してきました。それによって、外部に常にMacやiOSプラットフォーム上で最も綺麗で、最もエレガントなアプリをアピールしてきました。もうこのAppleデザイン賞はWWDCの主要なコンテンツとなっていたのです。しかし20年が経った今、WWDCからこのデザイン賞が消えてしまったのです。
WWDCのスケジュールからこの【Apple Design Award】の文字が消えてしまったということは、Appleはこの賞を20年を区切りにやめてしまうか、または全く新しい名前で再スタートするかという2つの選択肢になると思われます。今のところ、これに関する情報はどのメディアにも出ておらず、秘密の状態といえるでしょう。
幸い、Appleは現在はまだ秘密とされているイベントをいくつか列挙しています。というわけで、Appleがこの【Apple Design Award】を全く新しい名称に変えて出してくる可能性はまだ残っているといえます。この【Apple Design Award】は上記の外部へのアピールや、デベロッパやデザイナー、また学生開発者にとっても大いに励みになる非常に意味のある賞なので、完全にキャンセルすることは考えにくいからです。
今年のWWDCではハードウェアの製品の発表があるかも。。
AppleのWWDC17は、今年はサンノゼで行われます。基調講演は現地時間(米国パシフィックタイム)で6月5日10:00から、日本時間では6月6日午前2:00からとなります。WWDC専用アプリ或いは公式サイトからストリーミングでその様子が生中継される予定です。今年のWWDCのその基調講演では、これまでの慣例を破っていくつかのハードウェア製品が発表されるのではないかといわれています。
新製品となる10.5インチiPad Pro、Siriスマートスピーカーが目玉製品で、他にはMacシリーズのアップデート(Kaby Lakeプロセッサへの更新)や新しいMagic Keyboardのリリースがあるのではないかと噂されています。
2017/06/09追記
結局、Apple Design Award 2017は行われて、実際に受賞作品があったようですね。どうやらCult of Macの早とちりだったようです!?
記事は以上です。
(記事情報元:Cult of Mac)