新作の伝記映画『スティーブ・ジョブズ』は、上映開始一週間での売上げは730万米ドルだった。これは中の中といった成績といえよう。しかし配給側の望みはもっと高かったようだ。
映画『スティーブ・ジョブズ』は既に米国全国で上映されているが、この映画が上映前から物議を醸していたことは当ブログでもお知らせしたとおりだ。
物議を醸すことが逆に映画への関心を買い、興行収入の増加に繋がることもあるのだが、しかし現状を見れば、米国の観客はこのAppleの前CEOの映画にはそれほど感化されなかったようだ。
マイケル・ファスベンダー主演の『スティーブ・ジョブズ』は、ここ2年来で2つ目のジョブズに関する伝記映画となった。1つ目はアシュトン・カッチャー主演の『ジョブズ』で、この映画の興行収入も思わしいものではなかった。
この映画の配給元のユニバーサルはこの映画にかなり大きな期待を寄せていたが、『スティーブ・ジョブズ』の上演1週間での興行成績はたったの730万米ドル(約8億8600万円)で、2013年の『ジョブズ』は上映1週間の売上げは670万米ドル(約8億1300万円)だった。この730万米ドルの成績では、『スティーブ・ジョブズ』は米国の先週の映画興行収入ランキングの7位に留まり、これは予測に遥かに及ばなかった。
この映画は期待が高かったのも間違いないが、物議を醸していることも確かだ。公開直後の成績は悪くても、この後更に物議を醸したり口コミなどが広まることで興行収入が少しずつあがってくるのだろうか。
なお、この映画の日本での上映については確かな情報が入っていない。
記事は以上。
(記事情報元:WeiPhone)
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