フレキ基板のサプライヤーが明かす!iPhone 7は6月頃に量産開始か

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フレキ基板(フレキシブル基板)の部品の需要がAppleの次世代iPhoneの製造時期を暗示するのは毎年恒例のこと今年秋にリリース予定とされている新型【iPhone 7】の製造は例年通り今年の前半に開始され、後半にその量が一気に増え、量産体制となるようだ。

台湾のDigiTimesが昨日サプライチェーンの情報筋からの情報として、フレキ基板のサプライヤーの販売数量が6月と7月に増えるという。また、昨年に比べその出荷量は減るともされている。やはりAppleはiPhone 6sの不振を受け、iPhone 7の出荷台数を抑える予定なのかもしれない。

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上記の情報筋によれば、iPhone 6からのディスプレイサイズの拡大や、iPhone 6sからの3D Touchの導入、そして世代を経るたびにますます軽く薄くなっていることから、iPhoneはますます内部部品をフレキ基板に頼っているという。

なお、現在確実にiPhoneに使われていることが知られているフレキ基板メーカーはFlexium Interconnect(台郡科技)と、Zhen Ding Technology Holding(臻鼎科技)だ。

Appleは最近の電話会議で、今年1月〜3月の販売台数が減少することを予測している。昨年は意外な需要の爆発があったのだが、今年は世界的な経済の状況を見てもそれが普通に戻るだろう、とティム・クック(Tim Cook)CEOは解説している。

アナリストでない一般人でもAppleの成長が減速しているというニュースを聞けば、ここ数年利益をiPhoneに依存し、しかも安定した成長、場合によっては二桁成長に慣れすぎてしまった経営体質が心配になることだろう。

AppleはiPhoneの次のヒット製品を生み出せなければ、累計10億台のアクティベート端末という強みを利用し、その他のサービスやUXの強化に舵を切らなければならない時期に来ているだろう。

記事は以上。

(記事情報元:Apple Insider, DigiTimes

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