29歳のハッカー、Edward Majerczykは2014年に300以上のiCloudとGmailアカウントに不正アクセスして侵入し、30人以上のハリウッドセレブの写真を盗み取ったことを認めていた。その写真の中には、あのジェニファー・ローレンス(Jennifer Lawrence)の裸の写真や自撮り写真も含まれていた。
The Guardianの報道によると、先日そのMajerczykにはコンピュータ詐欺及び濫用の罪で9ヶ月の禁固刑の判決が下されたという。
禁固刑だけではなく、罰金も
アメリカの地方裁判所のRajnath Laud裁判官の判決によると、Majerczykは更に一人の被害者に対して精神的苦痛を与えた慰謝料として5,700ドル(約66万円)の支払をしなければならないともされている。ただ、裁判官はMajerczykがそれらの写真をネット上にアップした張本人である証拠はない、ともしている。
ジェニファー・ローレンス以外にも多くのハリウッドセレブのプライベートな写真や動画が流出
他に写真が流出したセレブにはKate UptonやJustin Verlander、 Kirsten DunstやKaley Cuocoなどのハリウッドスター達が含まれる。
Majerczykはフィッシングでアカウント情報をゲット
Majerczykは2014年10月に警察に逮捕された。Majerczykはその後警察の取り調べに対し、ネットのフィッシング詐欺の手法で有名人のiCloudアカウント情報を盗み取ったとし、そのアカウントにアクセスすることでプライベートな写真や動画を手に入れたと説明していた。
ちなみに、2014年9月には共犯者のRyan Collinsがアメリカの裁判所で18ヶ月の禁固刑の判決を下されている。
画蛇添足 One more thing…
ところでMajerczykってどう読むんでしょ。。笑
とちょっと調べてみたら、czykはzikeと同じ発音、つまりカタカナにするとザイク、ということ。ということは、メジャーザイク?のような感じになるのだろうか。
さて、標的となるのはセレブだけとは限らない。あなたもiCloudには複数認証をかけるなど、セキュリティに気を遣った方がいいかもしれない。というより、クラウドストレージにはあまりにもプライベートな写真はあげておかない方がいいかもしれない。
記事は以上。
(記事情報元:The Guardian)