Appleの直営店は世界中に拡がっていて、Appleの営業収入の一部を成すまでになっている。あなたはTim Cook(ティム・クック)はご存じだろう。しかしTim Kobe(ティム・コービー)はご存じだろうか?実はこのTim KobeさんはApple Storeの御用デザイナーで、正に世界で初めてのApple Store一号店をかのスティーブ・ジョブズ(Steve Jobs)と一緒にデザインした男なのだ。
世界中に300以上あるApple直営店やAppleの製品発表イベントの会場のデザイン以外にも、Tim Kobeさんはナイキ(Nike)、シティバンク(Citi Bank)、リンカーン(Lincoln)、テスラ(Tesla)など世界中の超一流の名だたるブランドに愛されている御用デザイナーの一人でもある。
さて、そんな偉大な神レベルのデザイナーTim Kobeさんが、今度は中国で中国茶の茶葉を販売する小売店”XIAO GUAN TEA(小罐茶)”のデザインを担当した。
伝統的な中国茶の店や中国茶を楽しむための茶館の古くさい感じに比べて、圧倒的に豪華でオシャレな印象を与えるこの店は、山東省濟南(济南)の恒隆広場にオープンした。そして店舗はまるで中国茶業界の”Apple”のような様相を呈している。黒と透明のガラスで構成された入り口の回転式ドアは、製品の陳列棚とドアの両方の役割を同時に果たしていて、非常にシンプルでモダンな感じがする。
またこの茶葉店の中には、巨大なディスプレイなど、通常デジタル製品を扱う店でしか見られないようなものまで採用されている。
中国にはパクリのなんちゃってAppleストアが乱立しているが、今回本物のデザイナーが現れて作ったこの中国茶葉屋さん、皆さんの目にはどう映っただろうか?
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(記事情報元:insideRetail.asia、PR Newswire、WeiPhone)