iPhoneかiPadでiOS 10.3以降のiOSで、Spotlight（スポットライト）での検索をした時、結果の表示に非常に長い時間がかかったことはないだろうか？あの世界的に有名なApple関連ジャーナリスト、ジョン・グルーバー（John Gruber）が運営するブログ「Daring Fireball」の記事によると、実はiOS 10.3シリーズのシステムにはSpotlightに関するバグがあるということなのだ。

Spotlight検索を長く使わないと検索に時間がかかるように

多くのiPhoneとiPadユーザからは、一定時間iOSデバイスでSpotlight検索をしないで、久々にSpotlight検索を使うと、通常Spotlightを使用している時よりも長い時間がかかるということが指摘されている。

iOSの再起動を長くしないとSpotlight検索に余計に長く時間がかかるように

そして更に、もしiOSデバイスを頻繁に再起動しない人には、この問題は更に悪化し、Spotlight検索に相当長い時間がかかることになるという。

最新iOS 10.3.2ではバグ修正、Spotlight検索に問題がある人はアップデートを

Daring Fireballの記事の追記によれば、これはiOS 10.3シリーズのシステムのバグだとされている。iOS 10.3でこのバグが発見され、iOS 10.3.1でも修正されなかったとのこと。ただAppleが先週リリースしたiOS 10.3.2では、このバグが修正されているとのこと。

ということで、もしSpotlight検索で時間がかかりすぎるようだったら、記事更新時点で最新のiOS 10.3.2にアップデートすることをお勧めする。もしiOSアップデートをしたくないという特殊な事情がある場合は、Spotlight検索を頻繁に行うか、時々再起動をしてみるといいかもしれない。

記事は以上。

（記事情報元：Daring Fireball via iPhone Hacks）