macOS Sierraのコードで発覚、次世代MacBook Proには転送速度2倍のUSB 3.1第二世代が搭載か

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コードの中にこそ、秘密は潜んでいる。。

プログラムの専門家が、既存のソースコードの中から将来の未知の仕様を見つけ出すというのは往々にして発生している。今回は今年秋にもリリースされるといわれている次世代MacBook Proにも関係がありそうだ。

新型MacBook Proには、更に高速なUSB-C 3.1ポートとThunderbolt 3が搭載されるという噂情報があった。Apple Insiderによると、最近専門家が次世代Mac用OS【macOS Sierra】ベータ版のコードを調べていた時に、将来のMacには間違いなくUSB 3.1 Gen 2ポートが搭載されるという証拠を見つけ出したという。

MacBook_MacBook-Air_MacBook-Pro

【macOS Sierra】ベータ版を調べているうちに、専門家はコードの中に”SuperSpeed+”という文字と、Gen 2ポートという専門用語を見つけた。コードの中には更に、Gen 2ポートは10Gbpsのデータ転送速度であることが書かれており、これは現在のGen 1ポートの倍のスピードということになる。

macOS-Sierra_code_USB31_superspeedplus

現在USB協会が公布しているUSB 3.1の伝送速度には2種類あり、Gen1が5Gbps、Gen2は10Gbpsだ。Gen1はSuperSpeedで、Gen2はSuperSpeed2とも呼ばれている。

これまでの噂では、AppleはiMacとMacBook ProにUSB 3.1 Gen 2(Super Speed Plus)のポートを搭載するされており、USB 3.1 Gen 2以外に、新製品はThunderbolt 3もサポートされるとされている。しかしThunderboltは1と2の時代にAppleが矢継ぎ早に大きな変更を加えたり他と互換性がないことから、周辺機器メーカーは苦汁を飲まされ、殆どThunderboltに対応した周辺機器がないのが現状だ。

ただ、Thunderbolt 3ではUSB 3.1 Gen 2と互換性があり、更に毎秒最高40Gbpsのデータ転送速度とDisplayPort 1.2の接続ポートとも互換性があるという。

次世代iMacの情報は殆どないものの、次世代MacBook Proの情報はかなり早い段階からリークしている。従来品より更に軽く薄くなり、有機ELのファンクションバーを搭載、Touch IDも採用、そしてハイエンドの機種にはGPUとしてAMD Polarisが採用されるといわれている。

いずれにせよ、macOS Sierraのコードの中にあるように、将来のMacではポートによる転送速度の問題が更に改善されるということになりそうだ。

記事は以上。

(記事情報元:Apple Insider

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