当ブログでもお知らせしていた、中国でのApple Payが2月18日から開始するというニュースは本当だった。本日2月18日、Appleは公式サイトで正式に中国でApple Payサービスを開始したことをアナウンスした。
各中国の買い物・旅行関係アプリもApple Payにアップデートで対応
本日の中国系のアプリのApp Storeのアップデートでは、Apple Payの文字が躍りまくっていた。。笑
私の入れているアプリだけでも、以下が対応。
- 美团:グループ購入(グルーポン系)アプリ
- 易到用车:Ctrip系の登録一般車を呼ぶ配車系アプリ
- 去哪儿旅行网:飛行機やホテル、電車のチケットを比較して予約するアプリ。丸投げでサービスの評判がよくなく、私もホテルの予約がとれたといいながら予約がとれていなかったトラブルに海外(シンガポールと香港)で2回も遭ったので最近は使っていない。
- 携程旅行网:Ctrip。旅行予約アプリ。対応は良いが、配車で1回だけトラブルに遭ったことがある。
- 唯品会:買い物アプリ。
- 大众点评网:日本でいえば食べログ的なアプリ。中国ではほぼ一人勝ち。配達などにも対応。
他にも続々Apple Payに対応してくることだろう。
Apple Payの使用方法
Walletから中国の銀行カード情報を足すだけでOKとのこと。中国では大手の銀行はほぼ本日即日対応している(交通銀行のみ先送り)。
Apple Pay使用条件
Apple Payを使用するには以下の条件が必須だ。
- Touch ID(指紋認証センサー)搭載デバイスであること
- iOS 9.2以上であること
画蛇添足 One more thing…
以前の記事にも書いたが、私はデバイスを脱獄しているためiOS 9.0.2に止まっており、実際にApple Payを使用できない。各アプリも対応し始めているが、今のところAlipay(支付宝)やTenpay(微信支付)で全然間に合っているので今更わざわざApple Payを導入したいとは思わない。ただ、Alipay(支付宝)やTenpay(微信支付)で少額以外は必要だったパスワード入力がTouch IDでできるようになるのは便利かもしれない、程度。使用できるのがiPhoneのTouch ID搭載デバイスと決まっていて限定されている点でも不利だ。
もちろん、Apple PayではAlipay(支付宝)やTenpay(微信支付)よりも取引の安全性は秘匿性は保証される可能性はあるが、なんせ中国内でのサービスなので、Appleもそこは妥協して入り込んできている可能性もある。Appleは米国政府にはたてついているように表面的には見えるが、米国や中国政府とどのような裏取引をしているかはもちろん我々一般人にはわからないところだ。
記事は以上。