中古を買うなら今のうち?Appleにとって非常に重要なあの製品が来年リリース40周年を迎える

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Appleは来年2017年にiPhone誕生10周年を迎えることになり、これまでの報道ではAppleはiPhoneの従来の2年に1回の更新ペースを破り、今年はメジャーアップデートを行わず、来年にそれを行うという。それはこの【iPhoneリリース10周年】を記念する意義も含まれているのではないかと推測される(今年本当はiOS 10になるはずのiOSがどうなるのかは、また別問題)。

Steve-Jobs-and-Steve-Wozniak

来年はApple IIのリリース40周年だ

さて来年にはもう1つ、Appleにとっては重要な記念日が控えている。iPhoneはAppleにとって史上最大のヒット商品となったため最も重要な製品ではあるものの、Appleにとって最初の成功はあの【Apple II】だった。やはりApple IIがなければ現在のAppleはないといえるほど重要な製品だったことは間違いない。そのApple IIが来年、「リリース40周年」を迎える

この40周年を記念して、Appleからは何らかの記念すべき製品がリリースされるのだろうか

 

Apple IIの魅力

Apple IIが世界のパソコン愛好者をとりこにしたのは、まずはデザインが独特であったこと、そして次に市場での立ち位置が明確だったことが原因だろう。前者の功績はAppleの共同創業者のスティーブ・ウォズニアック(Steve Wozniak、Woz、以下ウォズ)にあり、そして後者の功績はもう1人の共同創業者、スティーブ・ジョブズ(Steve Jobs)の慧眼によるものだった。

Apple_iigs

 

Apple IIの成功でAppleは一躍有名に、そしてあのロゴも長く使われた

ジョブズとウォズがこのパーソナルコンピュータをリリースした時、誰が今のようなAppleの成功を想像し得ただろうか?Apple IIシリーズは1977年6月5日にリリースされ、1993年11月に正式に販売終了となるまでなんと16年もの長きにわたって販売された大ヒット製品となった。その間、Apple IIは本当に多くの一般の消費者に「コンピュータに触れる」というチャンスを与え、そしてあの独特な外観と、そして表に取り付けられた虹色のAppleのロゴが象徴するように、カラー描画や出力能力に優れたパソコンで、この虹色のAppleロゴマークは1998年の頭頃までApple社のロゴとして使われていた。

Apple-Color-logo

 

Apple IIはほぼウォズ一人の手によって開発された

初代Apple IIとウォズ
初代Apple IIとウォズ

Apple IIの開発をほとんど一人で手がけたウォズ。製品開発自体にはジョブズは一切関わっておらず、ジョブズは技術的なことは何らわかっていなかったとウォズ自身が証言している。そんなウォズにとってパーソナルコンピュータの定義とは、「小さくて信頼性が高く、便利で価格が安いもの」だとかつて彼は発言していた。

Apple IIはもしかしたらその定義に完全に沿っているものではなかったかもしれないが、とにもかくにもApple IIの成功により、Appleはついに世界で最も影響力のあるコンピュータ会社の1つとなった。その伝奇が、アメリカ時間の1977年6月5日に幕を開けたのだった。

 

40周年記念品は?オークション価格も跳ね上がるかも

Apple IIがリリース40周年を迎えるにあたり、多くのAppleファンは何らかの記念品や記念製品を期待していることだろう。

もしこの40周年を記念してApple IIを手に入れようと考えているファンの方がいらっしゃったら急いだ方がいいかもしれない。恐らく来年になったら初代Apple IIのオークション価格は一気に跳ね上がる可能性があるからだ。

記事は以上。

(記事情報元:WeiPhone

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