サードパーティの高速充電対応USB-C to Lightningコネクタの写真がリーク

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Appleは高速充電対応USB-C to LightningケーブルのMFi認証のサードパーティへの開放については当ブログでもお伝えした通りです。そしてそのMFi対応のUSB-C to Lightningケーブル用のC89とC94コネクタについては最近情報が流れているところですが、とうとうそのうちの1つの現物の写真がリークしました。

ChargerLABがサプライチェーンから得たC94コネクタの現物写真をリークしています。正面と背面が非常によくわかる画像となっています。

▼正面にはメインコントロールチップが搭載されており、PMUやMOSなどが入っていて、近年のSoCなどにみられる傾向の通り集積度が非常に高くなっています。

MFi_USB-C_to_Lightning_Connector_02

▼背面は非常に完結になっていて、いくつかの抵抗のようなものが見られます。

MFi_USB-C_to_Lightning_Connector_01

もちろん、実際に使用する際には表も裏もないのですが。

iOS 12にアップデートされてから、Appleはソフトウェア上のセキュリティホールを塞いだことから、サードパーティがUSB-C to Lightningケーブルに関してクラックできる可能性は限りなくゼロになりました。現在市場で流通している同様の高速充電対応USB-C to Lightningケーブルは、流出したオリジナルのチップを使用しているものですが、非正規のチャネルによって流出しているもののため、その調達は不安定で、流通量は多くありません。

MFi認証取得をうたっておきながら全く取得されていない製品を売る詐欺メーカー、特に中国の安物メーカーは平気でそういうことをしますので、購入の場合はある程度名前の売れたメーカーの製品を購入したいものです。2019年の早い時期にはリリースされるのではないかと思われます。それまではUSB-C to Lightningで高速充電を実現するには税抜1,800円と高価ですがApple純正のものを購入するしかありません。電源アダプタは、USB-PD対応のものを用意しましょう。

記事は以上です。

(記事情報元:充电头网

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