海外のメディアSvetappleによると、iPhone 11とiPhone 12のごく一部で、アルミフレームの表面仕上げの色褪せが報告されています。
しかも発生しているのはProduct(RED)色に限定されています。どうやら最近のProduct(RED)色のアルミフレームへの塗装は安定していないとみたほうがよさそうです。そして下地には金色(ゴールド)のアルミが使われていることが判明しています。このゴールド色は、アルミのアルマイト加工によるものでしょう。
上2枚がiPhone 11、下2枚がiPhone 12のProduct(RED)のフレームが色褪せ(色落ち)している写真です。非常に明らかですね。
SNSのTwitterでも写真入りで報告されています。
Yep… my wife noticed it just a few months after she got it. Always in a case. https://t.co/sx5aO6YlNS pic.twitter.com/nwtqS0DfOK
— Ben Geskin 📸📱👨💻 (@BenGeskin) March 15, 2021
Some iPhone 11 and iPhone 12 Models Losing Color From Aluminum Body https://t.co/v1VG0fbbxi by @julipuli pic.twitter.com/EGgvntorjK
— MacRumors.com (@MacRumors) March 15, 2021
Appleは少なくとも2年以内にはこれらの製品の無償交換に応じるべきではないでしょうか。ある程度の数が報告されているため、恐らく、無償交換プログラムが提供されるのではないかと思われますが、、本当にそうなるかは定かではありません。
もともとサラリーマン時代は金物の調達屋の端くれだった自分としては、これは恐らく大量に造られた製品の一部の工場での一部のロットで、条件出しがうまくいっていなかったことが原因ではないかと推測されますが、推測に過ぎません。しかしその責任は当然Appleにあるのは間違いありません。
なお、Proシリーズに用いられているステンレスフレームに関しては今のところここまでの色褪せ・色落ちの報告はありませんので、金のアルマイト加工をしたアルミフレームの赤色塗装のみこのような現象が発生している、といえるでしょう。
記事は以上です。
(記事情報元:AppleTrack)