Apple、Mini-LED搭載MacBook Pro 14インチと16インチの量産開始か

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台湾のサプライチェーンに強いとされるテック系メディアDigiTimesの報道によると、AppleはMini-LEDディスプレイ搭載MacBook Pro 14インチと16インチの量産を開始したもようです。

miniLED
Mini-LEDのイメージ

新しいMacBook Pro 14インチと16インチモデルに採用されるとみられるMini-LEDのディスプレイでは、iPad Pro 12.9インチモデルに採用されているバックライトと同様の技術が用いられるとされてきましたが、どうやらその噂が現実になってきたようです。サプライチェーンからの月間出荷台数は、8月から11月の間は60〜80万台となるもようです。

Mini-Led(ミニLED)技術では、これまでよりも遥かに数が多い数千ものミニLEDバックライトを使用することで、バックライトの照明パターンをより細かく制御できるため、最大100万:1のコントラスト比が可能になり、HDRサポート及び色表現が向上します。正直現在のMacBookシリーズ全てに採用されているRetinaディスプレイでも十分に綺麗ですが、それを更に凌駕する表現力をMacBook Proは手にするというわけで、MacBook Airとの差別化を図るという点ではよさそうです。

ただ、6月にはMini-LEDが不足しているという情報が流れていたのですが、大量生産が開始されたということは、その問題が解決したということになるのでしょう。

さて8月から量産開始されたという新型MacBook Pro 14インチモデルと16インチモデルですが、もう来月に迫っているとみられる次世代iPhone【iPhone 13】と一緒に発表される可能性が高くなってきました。また、発売も9月か10月くらいからになるでしょう。

当然ながらApple独自のARMベースプロセッサが搭載されるとみられますが、搭載されるのが従来のM1チップなのか、或いは強化版のM1Xチップなのかについてはまだわかっていません。他に新機能・機能強化としては、1080PのFaceTimeカメラや、MagSafeの復活、そして以前削除されたHDMIポートやSDカードスロットが復活するという噂もあります。

個人的には2019年モデルの現行最新のIntel MacBook Pro 16インチ Ultimateモデルを現役で使っていて特に問題を感じていないので、そのまま使用する予定です。MacBook ProはiPhoneと違って1年や2年に1回買い換えるようなサイクルの製品ではないと思われますし。ただ、それ以前の機種をご利用の方は、買い替えを検討してみてもいいかもしれません。やはりAppleシリコン・MシリーズのMacは明らかに速いようですし、バッテリー持続時間も長いみたいですからね。

ただし、Apple TrackによればDigiTimesのApple未発表製品予測的中率は61%と低く、この情報も完全に信じていいわけではありません。ただ、時期的には納得できる情報ではあります。あとは本当にMini-LEDが搭載されるかどうかですね。

記事は以上です。

(記事情報元:DigiTimes

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