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Apple Insiderの報道によると、”Control Strip（コントロール・ストリップ）”というAppleが申請した商標が、現在は”Touch Bar（タッチ・バー）”と名付けられた新型MacBook ProのOLED（有機ELディスプレイ）の細長いタッチパネルの正式な名称になるのではないか、といわれていたこともあった。
しかしAppleのデベロッパー向けガイドによって、Control StripはTouch Barの正式名称ではあるものの、Touch Barを組成する一部分に過ぎないことがわかった。
Touch Barは場所によって名称が分けられている
Appleがデベロッパ向けに公開している文書の中では、新しいTouch Barは、場所によってその名前分けがされている。それによると、Touch Barは3つの部分に分かれ、それぞれ左からSystem Button（システム・ボタン）、App Region（アプリ領域）、そしてControl Strip（コントロール・ストリップ、ストリップは細長い形状を指す）とされている。
この3つの組成部分の中で、唯一Control StripのみがAppleによって固有名詞をつけられているといっていいだろう。ちなみにAppleが最終的に決定したTouch Bar以外にも、この文書にはもう1つ、結局使用されなかった商標”Magic Toolbar（マジック・ツールバー）”が含まれていることもわかっている。
Control Stripは一番右、ファンクションキーの代替品
Control StripはTouch Barの一番右に位置しており、OLEDタッチバーの中で極めて重要な役割を持っている。ただ、本質的にはControl Stripは従来のMacデバイス上のファンクションキーのバーチャルキーによる代替品と考えればよさそうだ。
Control Stripはカスタマイズ可能で、隠すことも可能
デフォルトでは、Control Stripは明るさの調節やボリューム（音量）の変化などのハードウェアコントロールのほか、専用のSiriボタンも内包している。ユーザはControl Stripをカスタマイズすることができ、例えばControl Stripの中に入れるアイコンや機能を追加したり削ったり、場合によっては全部消して完全にControl Stripを隠すことも可能だ。
画蛇添足 One more thing…
Touch Barを搭載した新型MacBook Proがなかなか出荷されないため、Touch Barのこんな細かい機能でも記事になってしまう今日この頃だが、いよいよ私の周囲で出荷準備中になっている人もいるため、発売日当日に購入予約を入れた人はそろそろ手に入り出す頃ではないだろうか？
記事は以上。
（記事情報元：Apple Insider）