Mark Gurman氏による次世代iOS 13、macOS 10.15、watchOS 6新機能予測まとめ

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Bloombergの著名な記者でアナリストでもあるMark Gurman氏が、Appleが最近は毎年6月に開催しているWWDC(Worldwide Developers Conference)で発表されると思われるAppleの各次世代OS、iOS 13/macOS 10.15/watchOS 6の新機能や変更点の予測について詳細な記事を公開しており、MacRumorsがうまくまとめているのでご紹介します。

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iOS 13

  • コントロールセンターで切り替えることができるいわゆる「ダークモード」の搭載(これが目玉機能)。
  • システム全体の新しいスリープモード。コントロールセンターで切り替え可能で、着信拒否をすることができ、ロック画面を暗くしてすべての通知をミュートにすることもできます。これは、【時計】アプリのベッドタイムタグの機能改善と発展とみられています。
  • ユーザーがプロフィール写真と表示名を設定し、それを見ることができる人を選択できるようにする【WhatsApp】アプリのような機能、およびAnimojiとMemojiのステッカー用の専用メニューを備えた、改良された【メッセージ】アプリ。
  • 【マップ】アプリの改良。自宅や職場の住所のような頻繁な場所を簡単に設定してそこに移動したりナビをすることができます。写真を追加する機能を使用して、頻繁に訪れる場所のグループ化を改善。
  • 【リマインダー】アプリの改良。4つのデフォルトセクションがグリッドに配置されるように。4つのデフォルトセクションとは「今日行われるタスク」「すべてのタスク」「スケジュールされたタスク」「フラグが立てられたタスク」
  • 最新の進捗状況トラッカーと新しい報酬システムを備えた、改良された【Books】アプリ(日本対応は遅くなるかもしれません)
  • 【ヘルスケア】アプリが改良、日々の活動、より包括的な月経周期の追跡、そして更に多くの改善されたビューを追加。
  • 個々のスレッドをミュートし、特定の連絡先からの受信メールをブロックし、フォルダ管理を簡単にする機能を備えた、改良された【メール】アプリ
  • 【SwiftKey】のような、新しいデフォルトのスワイプベースのキーボードオプションの追加
  • 一部のiPadがMacの外部ディスプレイとして動作するようになる機能の追加。
  • 【iPhoneを探す】と【友達を探すアプリ】の統合、そしておそらくトラッキングデバイス用のTileのようなタグの追加
  • iPadでマルチタスクを起動してアプリを閉じるときの新しいアニメーションを含むユーザーインターフェイスの調整、およびiPadのホームスクリーンの調整
  • iPad は、マルチタスク用の最新のインターフェース、ホーム画面の調整、同じアプリの異なるバージョン間を切り替える機能など、いくつかのユニークな機能を追加
  • 【設定】アプリの中の、より包括的なアクセシビリティメニュー。改善された補聴器サポートなどを備え、メインページのパフォーマンスの向上とバグ修正が行われます。

macOS 10.15

  • Marzipan:iPhoneとiPadのアプリを、クロスプラットフォーム開発プロセスを簡素化する新しいSDKを使ってMacに簡単に移植できます。これは、iPhone、iPad 、およびMacの各アプリを、2021年までにこれらのいずれのデバイスでも実行できる単一のパッケージに統合する計画の最初のステップであるといわれています。
  • Apple Music、Podcast、iPhoneを探すアプリと友達を探すアプリの統合と改良
  • Mac上のスクリーンタイム設定の追加
  • iMessageステッカーと効果の追加
  • Siriショートカットの統合

watchOS 6

  • Apple Watch自体の 専用App Storeアプリ(これが目玉機能)
  • 【ボイスメモ】【電卓】【Books】アプリの追加
  • ピル服用リマインダーと月経周期追跡のための【用量】と【月経サイクル】アプリの追加
  • iPhoneと同期するAnimojiとMemojiのステッカーのサポート
  • カスタムの「グラデーション」デザインと、非常に大きなフォントのある「X-Large」バージョンの少なくとも2つを含む、新しいウォッチフェイス。オーディオブックの新しい合併、補聴器の電池寿命なども表示可能に

Appleはまた、iOS 13に関連した将来のソフトウェアアップデートで、HomePodが複数のユーザーに対応することを計画しているともいわれています。ご多分に漏れず、GurmanはAppleの計画の中には今からWWDC開催までの間に変更や追加される可能性があると指摘しているので、いくつかの機能は説明とはわずかに異なったり、内部留保されたり、または完全に中止になるかもしれません。Appleは既に来年2020年にリリースされる予定のiPhoneで5Gと新しいAR機能をサポートした【iOS 14】に取り組んでいるといわれています。

上記はまとめですが、詳細はGurman氏によるWWDC 2019のフルプレビューをご覧ください。英語ですが、読んでそんはないと思われます。

なお、来月初めに行われるWWDC 2019では、Mac Proなどの新しいハードウェアの発表も行われるのではないかと期待されています。それからmacOS 10.15の名称も気になりますね。

記事は以上です。

(記事情報元:MacRumors

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