MacBookとデュアルディスプレイ環境が格段に使いやすくなる「KickFlip」レビュー

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先日当ブログでMacBookでiPadをサブディスプレイとしてデュアルディスプレイで使用している人に最適なTen1Designの「mountie+」を紹介しましたが、このデュアルディスプレイ環境に更にぴったりのMacBook用「かさ上げ」というか、「下駄」とでも申しましょうか、ガジェットがあるのでご紹介します。

実はこれ、随分前から存在するものですが、「KickFlip」です。MacBook Proの背面に貼り付けて、フリップさせてMacBookの後ろ側(向こう側)を持ち上げる仕組みになっているガジェットです。どうやらフリップスタンド、というそうです。

開封の儀

というわけで、Taobaoで買ったものが翌日に届きました。便利ですねえ。。箱はこんな感じです。私はMacBook Pro 13インチ 2018年モデルを使用しているので、13インチMacBook Pro/Air用を選択しました。

中国で買ったのに中国語の説明はなくて、英語・フランス語・スペイン語・ドイツ語・ノルウェー語・日本語でしか書いてない。。日本語で書いてあったのは嬉しいですけど。ただ日本語もよくわかりません。ようは、石けん水で洗って乾燥すれば粘着力(接着力)が回復します、ということなのでしょうね。英語の方がわかりますわ。。笑

説明書を取っ払うとこんな感じです。専用に作られてますね、パッケージ。当たり前ですが。シュッとしてますね。

取付の儀

それでは取り出して、取り付けていきましょう。まず取り出すとこんな感じ。写真をよーく見ると一部射出成形の”ヒケ”が見えてしまったりしていて、ちょっと完成度はイマイチですが、基本裏側についているもので普段じっくり眺めるわけでもないし、このレベルならまだいいかなと思います。アメリカ開発だったらこんなもんかなと(Appleもアメリカですが品質要求と管理は異常レベルです)。

裏返すとこんな感じ。透明のフィルムが貼ってあり、それを剥がしてMacBook Proの背面に貼り付けていきます。

うちのMacBook Proの背面です。背面からじっくり見たことないのでちょっと新鮮。とはいえ、何もないのですけど。

そこに、できるだけヒンジとファン排気口の縁に近い辺りに位置合わせをして、貼り付けます。もっと高くしたい人は貼り付け位置を下にずらしたらいいかと思いますが、安定性も落ちるのではないかと思います。そして、貼り付けるため少しMacBook Proが分厚くなります。これはちょっといただけないですが、機能のためなら仕方がないといったところでしょうか。。

完成

というわけで、フリップを開いた完成形はこちらです。スタイリッシュですね。

実際に、Mountie+と一緒に使ってみるとこんな感じです。キーボードが傾斜して打ちやすくなり、サブディスプレイもぐっと見やすくなります。更に、ファンのところが机から離れるので、放熱効果もあがってMacBook Proにもいいという一石三鳥のようなガジェットなのです。

Foldableとの比較

ちょっと撮影角度が違うのでなんともですが、こちらはFoldableという折り紙のようなスタンドを使用した写真です。上の方が微妙にMacBook Proが持ち上がっているのがわかるでしょうか。。

ten1design-moutie+_05

たぶんわからないと思うので(私自身も写真ではよくわかりませんでした、笑)、高さを測ってみました。MacBook Proの一番高く浮いている位置で3.5cmの高さとなっています。

それに比べ、Foldableでは同位置で3.0cm。0.5mmの差があることになります。

というわけで、「KickFlip」の方が0.5mmですが高く持ち上がることがわかります。

KickFlipはここで買えます

私は中国にいるのでTaobao(タオバオ、淘宝网)で探しましたが、119元(約1830円)で買えました。ちゃんと本体にblueloungeのロゴもでかでかと入っていますし、品質もしっかりしてそうなので本物だと思います。もちろん、中国なのでわからないですけど。。

Amazonでは2500円以上します。高いですねえ。1000円台前半の類似品も沢山出ていますね、驚きました。。ginor、JOBSON、NELSON、YOU JIAN(いかにも中国っぽい)、island banana。。他のは全て本家の1000円以上安く、1280円とか1142円とか。。はあ。やはり類似品って出るのですね。ということはやはり本家のKickFlipはかなり売れたということです。類似品は重いものが多い中(180gなど)、KickFlipは110g前後。やはり本物は違いますね。ただ、接着力が弱いとのこと。明日から持ち歩くのでちょっと心配ですね。。接着テープは3Mのに変えたらよくなったというレビューもあったので、今後接着力がなくなったら変えようと思います。。笑

それに比べ、Foldableも1000円超え。たった1枚のペラペラの紙よりも、ちゃんとプラスチックとヒンジでできたガジェットが同じような値段だったら。。やはり後者を選びたくなるのではないでしょうか。Foldableの方が圧倒的に軽いですが、ガジェットとしては弱い感じがします。

そして冒頭にも書きましたが、デュアルディスプレイ環境でお使いの方はぜひMountie+も一緒にお使いになることをお勧めします。当ブログでも紹介しています。

記事は以上です。

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