先月当ブログでもお知らせしたとおり、Appleは15インチ MacBook Pro 2015年モデルのバッテリー自主回収プログラム(=リコール)を提供し、該当の製品をお持ちの方は速やかに使用をやめ、Apple直営店や正規プロバイダに連絡するように求めています。
そして、FacebookユーザSteve Gagne氏が、自身のタイムラインに実際にこの15インチ MacBook Pro 2015年モデルのバッテリーが燃えて、本体に穴が空いたり煤が付着している写真を公開しました。
▼トラックパッドの周りから煤が出ているのがわかります。
▼裏側は穴が空いています。アルミシャーシも変形しており、また白い煤のようなものも付着しています。明らかに爆発した痕跡が残っています。テーブルにも焼け跡が残っていますね。
▼脇の左脇のファン換気口の部分からも煤が出ています。
▼これはどこのものかわかりませんが、バッテリーが液漏れしたものが凝固したのではないかと思われます。
Steve Gagne氏によると、爆発と小さな火事が起こったということで、火を噴いたことがうかがえます。そして煙が部屋の中に充満し、強いケミカル臭がしたということです。その当時、爆発したMacBook Proは電源に繋がっておらず、スリープモードだったということで、充電状態ではなく放電状態でも爆発するというのはかなり危険といえそうです。
たまたま、彼はすぐに火を消し止めることができ、被害を最小限に食い止められましたが、もし不在時にこれが発生したら、、と考えるとぞっとします。家を含む多くの財産や下手をすると人命にも影響したかもしれません。これらの画像を見るだけでもすぐにでも使用をやめてAppleに連絡すべきという理由がわかりますね。
2015年に販売されたモデルのMacBook Pro 15インチをお持ちの方のみがAppleの自主回収プログラムの対象となっています。ご自身のMacBook Proが対象のモデルなのかどうかについては、当ブログ記事を参照に確認してみてください。
記事は以上です。
(記事情報元:MacRumors)