Appleは7月31日に、2018年Q3(会計年度、実際は2018年Q2)の業績を発表する予定です。アナリストによれば、Appleは電話会議で、2018Q3のiPhoneの出荷台数を4,160万台と発表するのではないかと予想しています。
Loup VenturesのApple関連が専門のアナリスト、Gene Munster氏によると、上記の数字はウォールストリートが予想する4,200万台よりも少し低めですが、基本的には一致するとしています。そしてこの数字は前年同期比で3%増加した数字となっています。
iPhoneは既に安定した業務に、まるでソフトウェアのよう
Gene Munster氏は、「(iPhoneは)安定した業務になっています。ハードウェアではなく、ソフトウェアのような感じになっているのです」と分析しています。具体的には、数億のユーザが基本にあって、持続的な買い替え周期と90%の保留率(ブランド忠誠度)があるため、将来数年間は成長は非常に緩慢になる成長が予測できるというのです。
サービス部門は19%成長するとの予想
それと同時に、サービス部門も2018Q3で19%成長する、とウォールストリートの一般的な予想よりも1%高く予想しています。Appleは伝統的にハードウェアに依存していましたが、Apple Music、iCloudやApp StoreなどのサービスがAppleに更に多くの営業収入をもたらすとされています。
Apple、新分野への進出も数年内に?
また、Munster氏は、投資家は250億ドルの見返りがあるだろうとしています。また長期的に、iPhoneの出荷台数は財務年度2019年で3%成長するとしています。更に、オリジナルの動画コンテンツやVRウェラブルデバイス、医療技術や自動運転技術(または自動運転自動車)などAppleが進出しようとしている新分野が、将来数年はAppleの株価を左右するだろうと予想しています。
Apple、新分野への進出も数年内に?
明後日になればAppleの業績発表が行われるため、数字は出てきますし、既に人々の関心は新型iPhoneなど新機種が目白押しになると思われる2019Q1(会計年度、実年度では2018Q4)に移っていると思いますが、やはりAppleの強さは今年も変わらないようですね。
(記事情報元:Gadgets360)