iOS 9.3にアップデートすると、Apple IDの入力が求められ、正常にアクティベートができなくなって文鎮化するという問題がiOS 9.3がリリースされた3月22日からずっと騒がれている。
AppleやiPhone修理屋さんにも問い合わせが殺到しているようで、とりあえずAppleは対処法をサイトにアップしているが、それでもその対策方法ではうまくいかない場合があるらしい。
対象機種は特に古いデバイスで、Appleは現在iPhone 5s以前の機種(カメラが出っ張っていない機種)と、iPad Air以前の機種についてiOS 9.3の配布を一時的に取りやめている。
なお、iPad 2 セルラーモデルについてのみ、現時点でビルド番号を変更して修正されたものが新たに公開されている(iOS 9.3のナンバリングは同じ)。新しいビルドバージョンは13E236で、問題のあるビルドバージョンは13E233。
iPadのファームウェアのダウンロードはこちらから。
今後、恐らく順次iPhoneやその他のiPadについても新しいビルドバージョンが登場するかもしれない。
最近Appleは、特にiOS 7以降このようなミスが続いている。一つ前のiOS 9.2.1でも、Touch ID エラー53に関する修正が行われたビルド変更バージョンがリリースされたばかりだ。
iOS 9.3については長い間ベータテストを行っていたはずだが、なぜこのようなことが起こるのか。。正直理解に苦しむところだ。Appleも大企業病に陥って責任の所在が曖昧になり、ユーザ体験を優先しなくなっているのではないだろうか。。
記事は以上。
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