GeekBenchに未知のIntel Comet Lake搭載iMacが登場、新モデル登場間近か

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またまたGeekBench上で新機種が発見されました。現在はまだ販売されていない、Intel Comet Lakeチップを搭載したiMacと思われるベンチマークテスト結果が、GeekBench 5のサイト上に現れたのです。

Apple iMac

AppleはWWDC 20(世界開発者会議2020)の基調講演で、MacのApple Siliconへの移行を大々的に発表しましたが、ティム・クック(Tim Cook)CEOはその移行期間を2年とし、またIntelチップ搭載のMacも今後リリース予定があることも明言していました。

Twitterアカウント@_rogameによって最初に発見されたGeekbench 5 レポートによれば、Intel Core i9-10910プロセッサ(Comet Lake)を搭載した未発売のiMacのベンチマークスコアがアップされています。この未知のデバイスのベンチマークスコアの結果は必ずしも100%未発表機種のものを指すものではないのですが、もしそうだとしたら、新機種の発表・リリースが差し迫っていることを示しています。

プロセッサの仕様に関しては以下の通りです。

  • Intel Core i9-10910
  • Comet Lake
  • 10コアCPU
  • 20スレッド
  • 20MBのL3キャッシュ

ベンチマークによれば、このチップ(CPU)は3.6GHzのベースクロックと4.7GHzのターボブーストクロックで動作します。

従来のCore i9-10900と比較して、このCore i9-10910は28.6%ほど高いベースクロックとなっています。

またグラフィックカード(GPU)については、この未発表のiMacには、現在まだMacへの搭載が発表されていないAMD Radeon Pro 5300グラフィックカードも搭載されており、最大クロック速度は1,650MHzとなっています。このGPU自体は昨年リリースされていて、現在16インチMacBook Proのオプションとして選択できるAMD Radeon Pro 5300Mチップのデスクトップバージョンとみなすことができます(それでiMacだということが推測されるのです)。

またこの未発表iMacとみられるデバイスは、32GBの1,333MHz DDR4メモリを搭載しています。ちなみに2019年にリリースされた現行のiMacデバイスのRAMは、同じ周波数で動作します。

Geekbenchはチップの熱設計電力(TDP)をリストしていませんでしたが、上記のツイートの著者は今年のIntelの95Wプロセッサーを組み込むことができると推測しています。

仕様およびその他の入手可能な情報に基づいて判断するに、Intel Core i9-10910はApple向けにカスタムメイドされたチップであり、Appleが独占して使用する可能性が高いとみられます。そしてこのカスタムチップは、2020年にリリースされた主流のComet Lakeプロセッサに準拠しています。

新しいiMacがいつ登場するかは明確ではありませんが、以前の噂では、「iPad Proの設計言語」とスリムなベゼル、T2チップ、およびAMD Navi GPUが搭載されることが示唆されています。

TF Securitiesのアナリスト、Ming-Chi Kuo氏は、2020年に新しい24インチのディスプレイサイズで、より小さなiMacモデルが最初に更新されると予測しています。

もしこのベンチマークテストスコアが本物だとしたら、コンシューマー向けとしてはかなり強力なiMacが登場することになりそうですが、今後Apple Siliconに移行していくということが既に発表されてしまった今、Intelチップを搭載したMacを買う人はどれほどいるでしょうか。個人的には待った方がいいような気がしますが、iMac自体は長らくメジャーアップデートされていないため、その意味ではアップデートを楽しみにしていたユーザは多いと思われます。

個人的にはMacBook Pro 16インチ 2019 Ultimateモデル及びMacBook Pro 13インチ 2018モデルを持っているため、暫くはMacは買わない予定です。。笑

記事は以上です。

(記事情報元:Apple Insider

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