Dashboardの機能は、MacのmacOS(MacOS X)で長い間使われてきましたが、ここ数年で段階的に廃止されてきました。そして次期macOS 10.15 CatalinaではこのDashboardが廃止され、全く使用できなくなることがわかりました。
DashboardはかつてのOS X 10.4 Tigerで最初に導入された、メモ・天気予報・時計・電卓などのカスタマイズ可能なウィジェットを表示する、当時は優れていた機能でした。
しかしExposéなどの機能がリリースされるにつれ徐々にその存在感は薄れていき、macOS 10.10 Yosemite以降ではデフォルト(初期設定)で無効にされています。現行最新のmacOS 10.14 Mojaveでは、Dashboard設定を探し出してONにするか、Mission Controlの一部としてそれを有効にする設定をするか、或いはDashboardアプリをDockに追加しない限り、使うことができません。
そして次期macOS 10.15 Catalinaでは、Dashboardアプリそのものが存在しないことがAppleosophyによって発見されています。そしてMission Controlでもオンにすることができなくなります。つまり、もう使いたくても使えなくなり、Catalinaで完全な終焉を迎えたことを意味します。
といっても、現状では殆どDashboardを使っている人はいないでしょう。現在はウィジェットは右側のいつもは隠れているサイドバーに格納可能ですし、特に影響はないのでしょう。ただ、Tigerから続いている伝統がなくなるのはちょっと寂しい気がします。
記事は以上です。
(記事情報元:MacRumors)
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