Appleは日本時間本日2019年5月14日未明に、Mac用OS、macOS Mojave 10.14.5正式版のアップデートをリリースしました。Macの安定性、互換性、およびセキュリティが改善されている上に、iOS 12.3と共にリリースされたため、様々な機能改善が行われている比較的重大なアップデートになっています。
macOS Mojave 10.14.5 アップデートの内容・修正点、リリースノート
以下がAppleによるmacOS 10.14.5のリリースノートです。
macOS Mojave 10.14.5アップデートでは、お使いのMacの安定性と信頼性が改善されます。このアップデートは、すべてのユーザに推奨されます。
このアップデートの内容:
• ビデオ、写真、ミュージックなどをMacからAirPlay 2対応のスマートテレビにダイレクトに共有するAirPlay 2の機能を追加
• 和暦の元号“令和”に対応
• 2018年に投入されたMacBook Proでのオーディオ遅延を改善
• 特定の非常に大きなOmniOutlinerおよびOmniPlanの書類が適切にレンダリングされない問題を修正
このアップデートについて詳しくは、こちらを参照してください: https://support.apple.com/kb/HT209149
このアップデートのセキュリティコンテンツについて詳しくは、こちらを参照してください: https://support.apple.com/kb/HT201222
引用元:Apple
AirPlay 2対応、新元号「令和」に対応
AirPlay 2機能にようやく対応、ということで、AirPlay 2対応ディスプレイを持っていることが前提条件ですが、AirPlay 2の機能がMacでも実現します。動画などをスマートテレビに映したい場合によさそうですね。
また日本人的には、和暦の新元号「令和」に対応したのは嬉しいことです。私は海外生活が長いので元号を意識することは殆どありませんが。
そして個人的に気になるのは、「2018年に投入されたMacBook Proでのオーディオ遅延を改善」です。私がメインで使用しているのも2018年のMacBook Proだからですが、これまでオーディオ遅延があったかどうかはあまり意識したことがありませんでした。何に対する遅延だったのか、例えば動画を見ていて、映像に対してオーディオが遅れることがあったのでしょうか。ちょっと詳しいことはわかりません。
また更に個人的に、macOS 10.14.4で修正されていなかったMagic Mouse 2のBluetooth接続が頻繁に途切れる問題が修正されているかについて、再度期待したいと思います。
システム環境設定からOTAアップデート可能
macOS Mojave(macOS 10.14)からのアップデートの場合は、システムアップデートがシステム環境設定の中に入っています。そこからアップデートしましょう。MacBook Pro 13inch 2018モデルでmacOS Mojave 10.14.3からのアップデートパッケージサイズが2.8GBもありますので、かなり時間に余裕を持ってアップデートをするようにした方がいいかもしれません。1時間くらいはみた方がいいと思います。再起動も必要なので、寝る前に更新をかけておく、などしておいたほうがいいかもしれませんね。
記事は以上です。