【性能アップは数年ぶり】Apple Watch Series 12 / Ultra 4の直前情報まとめ。白セラミック復活、常時心拍計測、刷新Fitnessアプリ

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9月9日の発表を前に、Bloombergのガーマン記者が【Apple Watch Series 12 / Ultra 4】の直前情報をまとめて出してきました。外観は現行踏襲ながら、中身は数年ぶりの性能向上になる見込み。そして素材ではセラミックの復活、健康機能では終日の心拍データ収集と、なかなか具体的です。
ベルベットの台座に置かれた白セラミックと濃灰セラミックの2本のスマートウォッチ(イメージ)

分かっていること一覧

  • デザインは現行踏襲。大型の刷新は「あと1〜2年」先送り
  • 新チップ(S11またはそれ以降)を搭載。Series 10からS10のまま据え置かれてきたため、数年ぶりの性能向上になる
  • セラミックケースは白と濃いグレーの2色を試作。2017年のSeries 3 Editionに近い路線
  • 健康面は終日の連続心拍データ収集と、HealthアプリとFitnessアプリの刷新。WhoopやOuraのようなウェルネス指標の表示に対応
  • 出ないもの: Touch ID搭載は見送り、バンド内蔵センサーも無し、Apple Watch SE 4も今年は無し。血糖値測定は2030年目標

セラミック復活の狙いどころ

セラミックについては、先日詳しくお伝えした情報の裏付けが取れた形です。かつてのEditionは13万円超の高級路線でした。今回も狙いは「Ultraのさらに上」の価格帯とみられ、白いセラミックのApple Watchは、ジュエリーとしての側面を取り戻すことになります。折りたたみiPhoneで2,000ドル超の水準を開拓する年に、Watchでも上を伸ばす。今年のAppleの値付けは、全体として上へ、上へと向かっています。

【6世代ぶりのセラミックか】Apple Watch Series 12で白いセラミックが復活との情報。狙いは価格の上の方

「常時心拍」はWhoopとOuraへの宣戦布告

今回いちばん見逃せないのは、地味な顔をした「終日の連続心拍計測」と「ウェルネス指標の表示」だと思います。なぜか。この2つはまさに、WhoopとOuraが商売の種にしてきたものだからです。

ここで両者の料金を確かめておきます。リストバンド型のWhoopは年199〜359ドルの会費制(端末は会費に含む)。指輪型のOuraはリング本体349ドル〜に加えて月5.99ドル(年69.99ドル)の会費が要ります。3年使えばWhoopは600ドル超、Ouraも560ドル前後。回復度や負荷のスコアを見るために、毎年会費を払い続けるのがこの市場の商習慣です。

そこへAppleが、同等の指標をWatch本体だけ・会費なしで載せてくる。昨日お伝えしたAI健康コーチの「有料構想からの無料転換」と、完全に同じ手筋です。ハードウェアを売るために、ソフトは無料の刃にする。会費で成り立つ専業ウェアラブル勢にとって、今回の9月9日はかなり嫌な発表会になるはずです。

【AI健康コーチは来月お披露目か】刷新ヘルスケアアプリ、Apple Watch Series 12との同時発表に期待。有料サービス構想から無料機能への転換も

買い替え判断の整理

最後に実用の話を。数年ぶりの新チップという点は、Series 10 / 11ユーザーには効かず、S9以前のユーザーにはよく効く更新です。性能が据え置かれてきた分、古い世代からの買い替えでは体感差が出やすい。一方でデザイン刷新が1〜2年先に控えていると明言されてしまったので、「見た目が変わるまで待つ」のも十分に合理的です。セラミックに心が動く方と、健康機能を会費なしで使い倒したい方が、今年の買い手だと思います。。

【9月9日で確定】Appleが発表イベントを正式告知。日本時間は10日午前2時、中華圏のタグラインは「新章」で折りたたみを暗示か

記事は以上です。

(記事情報元:MacRumorsが伝えたBloombergの報道、および9to5Mac。WhoopとOuraの料金は本文中のリンク先)

※記事中の画像はイメージです。

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