【Apple Watch Series 12】で、2019年のSeries 5を最後に消えていたセラミックのケースが復活するという情報が出ました。リーカーのKosutami氏がX上で「セラミックのWatchが戻ってくる。Series 12で見ることになる」と述べたもので、少し前にBloombergのマーク・ガーマン氏も今年か来年に復活する見込みだと伝えていて、2人の話が同じ方向を向いている点が今回のポイントです。

白いセラミックの質感。金属とは光り方が違います。画像はイメージです。
セラミックのApple Watchとは何だったのか
若い読者には馴染みがないかもしれないので、経緯を書いておきます。
Appleは2016年のSeries 2で、上位モデル「Edition」の素材としてセラミックを採用しました。それまでのEditionは金無垢で、日本円にして100万円を超える代物でしたが、セラミックはそこから価格を1,249ドルまで引き下げて、Editionを現実的な選択肢に変えた素材です。
白とグレーの2色があり、Series 5(2019年)まで続いた後、2020年のSeries 6で消えて、以来チタンが上位素材の座を占めています。
面白いのは、消えてから評価が上がったことです。中古市場ではセラミックのSeries 5が今も高値で取引されていて、金属と違って傷がつきにくく、質感が経年で落ちにくいのがその理由です。
なぜ今、戻すのか
ここからは私の見立てです。
Apple Watchは、機能の伸びしろが小さくなってきていて、Series 12についても「地味な改良にとどまる」と各紙が伝えているように、そういう年に売上を保つ方法は限られていて、素材と仕上げで単価を上げるのは常套手段です。
Apple Watchそのものの作り直しをAppleが検討しているという報道もあり、丸型や画面のないモデルの話です。
Apple Watchの大幅刷新をAppleが検討中との報道。画面のないフィットネスバンドも
大きな作り直しが数年先だとすれば、それまでの間をつなぐ手として素材の追加は理にかなっていて、Ultra 4にもセラミックが来る可能性があるという見方も出ています。
価格はどうなるか
過去の例を並べておきます。
| モデル | セラミックの価格 |
|---|---|
| Series 2 Edition(2016年) | 1,249ドル |
| Series 5 Edition 40mm(2019年) | 1,299ドル |
| Series 5 Edition 44mm(2019年) | 1,349ドル |
今のSeries 11がアルミで399ドル(約6.3万円)からですから、セラミックが同じ調子で出てくると3倍以上の値札になりますが、「Edition」という呼び名自体は無くなっているので値段の付け方はこれまでと変わる余地があって、それでも上の方の価格帯を狙う製品であることは間違いないでしょう。
9月に分かること
Series 12とUltra 4は、iPhone 18 Proと同じ9月の発表に出てくる見込みで、セラミックが本当に戻るなら、久しぶりに見た目で語れるApple Watchになります。
ただし現時点ではリーカーの話で、Apple自身はまだ何も語っていないため、白いセラミックの実物が壇上に出るまでは、期待しすぎないでおきます。。
記事は以上です。
※記事中の画像はイメージです。実機の写真ではありません。円換算は1ドル=158.48円(三菱UFJ銀行が2026年8月20日に公表した対顧客外国為替相場の仲値TTM)で計算しています。
