Appleは日本時間本日2019年3月26日未明に、Mac用OS、macOS Mojave 10.14.4正式版のアップデートをリリースしました。Macの安定性、互換性、およびセキュリティが改善されている上に、更に様々な機能改善が行われている比較的重大なアップデートになっています。
macOS Mojave 10.14.4 アップデートの内容・修正点、リリースノート
以下がAppleによるmacOS 10.14.4のリリースノートです。小数点2桁アップデートで、細かい新機能やバグの修正などが行われています。
macOS Mojave 10.14.4アップデートでは、お使いのMacの安定性、互換性、およびセキュリティが改善されます。このアップデートは、すべてのユーザに推奨されます。Safari
- カスタムカラー設定に対応しているWebサイトでダークモードに対応
- パスワード自動入力に資格情報を登録した場合はWebサイトへのログインを簡素化
- プッシュ通知の送信を許可するかどうか尋ねるパネルを、Webサイトで操作を行った後にのみ表示
- セキュリティ保護されていないWebページが読み込まれた場合に警告を追加
- 有効性を失った“Do Not Track”標準機能を削除し、フィンガープリンティングの一要素として利用される可能性を排除。今後はIntelligent Tracking Prevention(インテリジェントトラッキング防止機能)によりサイト越えトラッキングがデフォルトで防止されます
iTunes
- Apple Musicで、“見つける”タブの1ページに、エディターからのより多くのお勧め情報を表示。新しいミュージックやプレイリストなどの発見が容易になります
AirPods
- 新しいAirPods(第2世代)に対応
その他
引用元:Apple
- “マップ”で米国、英国、およびインドの空気質指標に対応
- “メッセージ”の録音品質が向上
- アクティビティモニタで外部GPUへの対応を強化
- App Storeで最新バージョンのPages、Keynote、Numbers、iMovie、およびGarageBandを入手できない場合がある問題を修正
- 2018年に投入されたMacBook Air、MacBook Pro、およびMac miniでUSBオーディオデバイスを使用したときの信頼性が向上
- MacBook Air(Fall 2018)のデフォルトの画面の明るさを修正
- 一部の外部ディスプレイをMac mini(2018)に接続した際に起こることがあるグラフィックの互換性の問題を修正
- macOS Mojaveへのアップデート後に起こることがあるWi-Fi接続の問題を解決
- Exchangeアカウントを追加し直すと“インターネットアカウント”に表示されなくなることがある問題を修正
- “メール”でAOLユーザのパスワードが頻繁に求められることがある問題を修正
システム環境設定からOTAアップデート可能
macOS Mojave(macOS 10.14)からのアップデートの場合は、システムアップデートがシステム環境設定の中に入っています。そこからアップデートしましょう。MacBook Pro 13inch 2018モデルでmacOS Mojave 10.14.3からのアップデートパッケージサイズが2.8GBもありますので、かなり時間に余裕を持ってアップデートをするようにした方がいいかもしれません。1時間くらいはみた方がいいと思います。再起動も必要なので、寝る前に更新をかけておく、などしておいたほうがいいかもしれませんね(私はApple TV +等の発表会イベントの記事を書いた後、寝る前にアップデートをかけました)。
個人的には、Magic Mouse 2のBluetooth接続が頻繁に途切れる問題が修正されているかについて、期待したいと思います。
記事は以上です。
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