Appleの株価が一時過去最高値に、時価総額も1兆700億ドルで最高値に

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Appleの株価は今日、237.64ドルという史上最高評価額に達しました。

本日Appleの株価は232.95ドルで取引が始まりましたが、その後現地時間15:40頃に237.64ドルというピークに達するまで上昇を続け、その後わずかに下げて236.21ドルで大引けを迎えました。1日で株価が6.12ドル上昇し、2.66%の上昇率でした。

これまでのAppleが過去最高の日中最高値を記録したのは2018年10月で、233.47ドルでした。その当時、Appleは時価総額が1兆ドルを超えたと騒がれましたが、現在同社はその1兆ドルのマイルストーンを遥かに上回る、1.07兆ドルの時価総額となっています。またAppleの株価はこの1ヶ月で10%成長しています。


Appleの2019年10月11日(現地時間)のチャート(Google経由)

Appleがここまで高い株価になったのは、米国と中国語の間の貿易協定に関する楽観的な見通しが原因だったと考えられます。両国の交渉担当者が暫定合意に至ったことをCNNが報じています。そしてその暫定合意には米国の関税免除が含まれていると考えられていて、そこには今年12月15日から開始される追加輸入関税の影響を受けるAppleのような企業の関税率増加が免除となる可能性が高いとされています。そうなると、iPhoneの輸入コストが10%上昇するというリスクを回避することになり、Appleの今後の業績にもよい影響ををもたらすと考えられるからです。

更に、インドなど新興市場での直営店(Apple Store)による販売開始にも明るい見通しが出てきたことも、株価を押し上げる原因になった可能性があります。

10月30日にはAppleの2019年第3四半期(会計年度2019年第4四半期)の決算発表がありますが、そこにもいい影響を与えるとみられ、投資家にとって非常によい兆候といえそうです。

なお、iPhone 11、iPhone 11 Pro、iPhone 11 Pro Maxが無事同時リリースされたこと、またApple Watch Series 5も含めそこそこ売れ行きがいいこともAppleの好調な株価に影響しているのかもしれません。

私はiPhone 11 Pro Maxをそれほど魅力がないと感じて買いませんでしたし、個人的には来年のiPhoneが一つのピークになるのではないかと思っていましたので、まさか今年のこのタイミングで最高値になるとは思いませんでした。トランプさんもApple株を結構持ってるのかもしれませんね。笑

記事は以上です。

(記事情報元:Apple Insider

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