Apple、AppleシリコンMacBook Proを初期ロットとして250万台発注か

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Appleは11月11日(日本時間)にApple独自ARMベースのAppleシリコンを搭載したMacのリリース発表イベントを行うとみられていますが、Appleはこの新型AppleシリコンMacは恐らくMacBookシリーズを最初にリリースさせるとみられており、サプライヤー筋の情報によると、その新型MacBookシリーズは部品メーカーに対して2021年初めまでに250万台分が発注されたということです。

日経アジアによるとこれらはAppleシリコンMacシリーズとしては最初の発注となり、今後2021年第2四半期に予定されている次の新型Macシリーズの登場に向けて不特定のMacBookの発注が続くとみられています。

これまでのテックメディア等の予測によれば、最初に登場するAppleシリコンのMacBookは「MacBook Pro 13インチ」になるとみられています。また、「MacBook Pro 16インチ」も同時に登場する可能性もあります。その後、来年にはMacBook AirにもAppleシリコンが展開される可能性もあります。以前予測されていた無印の「MacBook」の噂は立ち消えになってしまっていますね。。

これらの新しいAppleシリコン搭載MacBookシリーズは全て中国で製造される見込みで、搭載されるチップは100%TSMC製で5nmプロセスで製造され、名称は「A14Z」になる可能性が高いと思われます。ただ、来年のMacのデスクトップモデル(iMac、Mac mini等)に搭載される予定の「A14T」チップについては触れられていません。

なお、Appleは毎年iPhoneを1億台以上製造しており、それに比べるとこの250万台という数字は本当に寂しいものです。AppleはかつてMac(Macintosh)で名を馳せた会社ですが、昨今はパーソナルコンピュータを持たなくてもタブレットやスマートフォンで色々なことができてしまう時代でもありますので、仕方がないところでもあります。

ただ今回のIntelからAppleシリコンへの移行は、CPUがARMベースに切り替わるということで、Appleからは様々な移行ツールが用意されており、デベロッパにとっては移行はかなりハードルは低いようではあります。ただ技術的には細かい部分でまだいくつか問題があるようです。プロの方で、仕事でどうしても欠かせないアプリのAppleシリコンへの確実な対応がメーカーから発表されない限り、移行は慎重にした方がいいと思われます。Appleは初物に注意、という格言もあるくらいですからね。。来年か再来年くらいには落ち着いてくるのではないかと思います。

記事は以上です。

(記事情報元:日経アジア via Apple Insider

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