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1兆ドル（約120兆円）を超える市場価値を持つ会社には、どの会社が一番最初に到達するだろう？多くの投資家は、もしかしたら現在既に6050億ドルの価値があるAppleだろう。しかしCNNのある報道が多くのデータを根拠にしつつ、ある会社がAppleを超え、この偉大なる数字を達成すると予測している。
その会社とは、あのグーグル（Google）の親会社、アルファベット（Alphabet）だ。CNNの報道では、現在アルファベットは5220億ドル前後の市場価値で、Appleとは800億ドルの差があるが、しかしその差はそれほど大きくないというのだ。
グーグルはあと15％ほど成長すれば現在のAppleの市場価値を超えることができる。。もちろんそれはAppleがずっと現在の市場価値を保てばの話だ。しかし今のところ、Appleと比べると、グーグルの株価の上昇の勢いはすさまじく、今年グーグルの株価は43％上がったが、Appleは2％下がった。
グーグルはなぜここまで優秀な業績を残せたのだろうか？報道では、グーグルの検索業務が特にモバイルデバイス上で猛スピードで発展したためという。他にもYouTubeもグーグルに更に多くの収入をもたらしているからだという。またAndroidスマートフォンの流行やシェアも、iPhoneの販売台数を脅かしている。
報道では更にウォールストリートのアナリストの予測も紹介している。アナリストによれば、将来数年間に、グーグル株の1株毎の収益の年平均成長率は17％になるといい、もし来年グーグルとAppleの株価が今年と同じような展開を見せた場合は、グーグルの市場価値は7500億ドルを超え、Appleの市場価値は5900億ドルに下がるという。
ただ、グーグルの現在の株価収益率が22倍であるところを見ると、現在のグーグルの株価は少々高すぎるという。ちなみにAppleの株価収益率は11倍だ。ということで、上記のような数字は簡単に実現できるものではないという見方もされている。
誰がAppleを超えられるか、そして1兆ドルの市場価値を持つ会社になるのか。。この話題はこれまでいくつかのメディアで採り上げられ、予測されてきた。アルファベット以外にも、フェイスブック（Facebook）、ギリアド・サイエンシズ（Gilead Sciences）、ビザ（VISA）などがこれまでその候補として挙げられてきたが。。伸びしろとしては、やはりアルファベットが有力なのかもしれない。
記事は以上。
（記事情報元：iFanr）